年度の変わり目には、新体制のスムーズな運用が求められる。そのために、IT機器のリプレースを検討することも重要だ。例えば支給PCなどはオフィスワーカーは大方必要となるが、モニターなどの周辺機器も、さまざまなタスクを抱える社員の作業効率を大きく左右する。そこで、PHILIPSの34インチワイド曲面モニター「346B1C/11」を提案したい。
VAモニターで鮮明な画面で作業
「346B1C/11」は、解像度がUWQHDの34インチモニターだ。モニターには、黒色の表現力に優れコントラスト比の高い「バーティカルアライメント(垂直配向)テクノロジー」を採用している。ワイドアングルで閲覧しても高画質を実現するVA(Vertical Alignment)モニターとなっているのだ。コントラスト比は3,000:1。鮮明で明るい画像向けに高いスタティックコントラスト比を実現する。標準的な事務作業での用途はもちろん、特に写真、Webの閲覧、映像コンテンツなど要求の厳しいグラフィックス系用途に最適だ。最適化されたピクセル管理テクノロジーにより、左右178度の広視野角を実現し、幅広い角度で画像をくっきりと閲覧できる。
縦横比は21:9を採用した。同時デュアル接続と表示が可能な「MultiView」機能も備えている。複数のPCのデスクトップ画面をまとめて表示できるのだ。例えば、据え置きのPCとノートPCのデスクトップを一画面に集約して作業を進め、複雑なマルチタスクを簡単にこなせる。
高さは0〜180mm、傾斜はマイナス5〜30度で調整可能だ。人間工学に基づいたスタンドデザインで、作業や閲覧のしやすい設計となっている。左右180度水平回転するので表示内容を複数人で確認したい場合や、プレゼンテーションのシーンなどでも使える。
346B1C/11

目の負担にも配慮した機能
インターフェースには、電源供給が可能な「USB type-C ドッキングステーション」を内蔵している。HDMI 2.0やUSB Type-C、USB Type-A(急速充電BC1.2)、RJ45などがまとまって配置されており、キーボードやマウス、有線LANケーブルなど、複数の周辺機器をモニターのドッキングステーションとしてすっきり接続できる。USB Type-CケーブルでノートPCをモニターに接続すれば、ノートPCに電源供給や充電をしながら、高解像度な映像コンテンツの視聴やデータ転送を高速に行える。「MACアドレスパススルー」機能も搭載している。本機能は、ドッキングステーションやネットワークアダプターなどの周辺機器が、接続されたコンピューター(主にノートPC)のMACアドレスをネットワーク上で使用できるようにするものだ。本機能を使用すると、接続されたコンピューターのMACアドレスがネットワーク上で使用されるため、ネットワーク管理者はコンピューターごとにアクセス制御を行える。
PHILIPSのディスプレイは、長時間のPC使用による眼精疲労を防ぐ「TÜV Rheinland Eye Comfort」規格に準拠している。TÜV Eye Comfort認証を取得済みの346B1C/11は、ちらつき防止のほか、「ローブルーモード」、反射防止などの目に優しい機能を活用可能だ。スマートソフトウェアテクノロジーにより、目に悪影響を与える短波長ブルーライトをカットする。そのため、残業など長時間作業が発生してしまっても、社員の疲労軽減をサポートする。そのほか、活字を読むのに最適な「EasyRead モード」にも対応。細かい書類をモニターで確認する管理者なども活用しやすいだろう。
「省資源化パッケージ」を採用している点もポイントだ。IT機器刷新に当たって排出されるごみのリサイクルやサステナビリティに貢献する。
ワイドな曲面で長時間作業時の目の負担を軽減する346B1C/11は、新たな年度の切り替えにお薦めな1台だ。
