ハイブリッドワークや在宅勤務は、ビジネススタイルの選択肢として定着しつつある。マウスコンピューターの14インチノートPC「MousePro C4-I5U01BK-B」は、オーソドックスな機能でハイブリッドワークをサポートする。

効率的にパフォーマンスを発揮

「MousePro C4-I5U01BK-B」は、CPUに「第12世代 インテル Core i5-1235U プロセッサー」を採用した。また、GPUにインテル UHD グラフィックスを搭載する。メモリーは8GBで、SSDは256GB(NVMe)となっている。モニターは14インチで、映り込みを防げるノングレア液晶を採用している。さらにカスタマイズによって、メモリーは最大64GB、SSDは最大4TBまで増設可能だ。

 バッテリー駆動時間はアイドル状態で10時間。社内でのオンラインミーティングや出先での文書確認、編集などにフル活用してもバッテリーが持つ。また、設定した値で充電を停止するバッテリーマネージャーアプリを搭載しており、3パターンの充電量の設定が可能となっている。「100%充電」は、頻繁に持ち運ぶ場合など電源が確保できないような所でバッテリー時間を限界まで使用できる設定だ。「75%充電」は、会社内や自宅のデスクでの利用がメインで、社内ミーティングの際に一時的にバッテリー駆動で運用する場合に使える。常時接続または満充電によるバッテリー寿命の低下を抑制できる。「50%充電」はPCを1カ月以上使用しないなど長期保管向けのモード。人員の異動や退職などでPCを長期保管するなどの保管時に有効な設定だ。

 PCのパフォーマンス設定を変更可能な「Control Center」機能も搭載しており、状況に応じて設定できる。「静音モード」は、PCのパフォーマンスとファンの騒音を最小限に抑えた設定で、静かなオフィスや周りに気を遣うような場所での利用に最適だ。また、オンラインミーティング時の音声にファンの音が入りにくいという効果が得られる。「バランスモード」では、パフォーマンスと静音性のバランスを取れる。通常時で使用するのにお薦めだ。

Webカメラに搭載されたプライバシーシャッター(左)
Fnキー+F2キーでマイクミュートを行える(右)。

充実した通信接続機能

 MousePro C4-I5U01BK-Bでは従来製品「MousePro C4-I5U 01BK-A」から筐体を一新し、Webカメラにプライバシーシャッターを搭載した。不意の映り込みや持ち運びの際、カメラを保護し汚れを防げる。キーボードはコンビネーションキーの組み合わせを変更し、「マイクミュート」機能を新たに実装した。これにより通話・ミーティングアプリのミュートボタンを押さなくても、即座に音声のミュートが可能となった。またFnキーロックを実装したことで、不意なコンビネーションキーの起動も防げる。タイピングのしやすさに配慮したキーピッチを採用しており、主要なキーを一般的なデスクトップPC用キーボードと同等の約19.1mmで均等に配置している。キーストロークは約1.2mmにすることで、軽快な文字入力をサポートしている。

 通信機能も充実している。無線通信では5GHz帯に加えて6GHz帯に対応し、最大2.4Gbpsで通信可能なWi-Fi 6Eを活用できる。また、1Gbpsの有線LANポートを標準搭載しており、安定した有線通信も可能だ。

 Windows10のサポート終了(EOS)を機に、効率的にパフォーマンスを発揮するMousePro C4-I5U01BK-Bを提案しよう。