ビジネス上のコミュニケーション・情報共有の課題として、誰も正解が分からない「言った・言わない」が発生することがある。口頭や電話でのやりとりなどが原因となり、認識のズレや責任の所在が曖昧になるケースは少なくない。また、担当者が不在になると他者が対応できなくなる情報の属人化も深刻な問題だ。特定の担当者しか把握していない情報が業務内に散在していると、業務の停滞を招く。さらに、個人のSNSが業務に使われることで、情報漏えいや不正アクセスなどのセキュリティリスクを引き起こす可能性もある。こうした課題を一挙に解決するのが、kubellが提供するチャットサービス「Chatwork」だ。
シンプルで使いやすいUIを備える
「Chatwork」は、「シンプル機能で使いやすい」をコンセプトに開発された純国産のチャットサービスだ。特長として、コミュニケーションに特化した四つの機能を備えていることが挙げられる。一つ目が、1対1や複数人でのやりとりが可能な「チャット」だ。日常的な情報共有からプロジェクト単位の議論まで幅広く対応できる。二つ目が、自分や相手のタスクを作成・編集できる「タスク管理」だ。業務の可視化と効率化を支援する。三つ目が、「Microsoft Word」や「Microsoft Excel」、画像などのファイルをアップロード・管理・プレビュー・ダウンロードができる「ファイル管理」だ。資料の共有や確認がスムーズに行える。四つ目が、チャットメンバーと通話できる「ビデオ/音声通話」だ。対面に近いコミュニケーションを実現し、意思疎通の質を高められる。これらの機能は直感的に操作可能なUIで提供されているため、業種・世代・ITリテラシーを問わず誰でも利用できるのだ。
Chatworkは外部サービスとの連携にも対応している。例えば「Zoom」と連携すれば、ChatworkのビデオカメラボタンからZoomのURLを自動発行可能になる。今までZoomからコピー&ペーストしていた作業時間がなくなり、ワンクリックでZoomを始められるのだ。また「Box」と連携すれば、ChatworkからBoxに直接アクセスし、ファイル検索・共有・管理が行える。そのほかにも「Salesforce」「kintone」「Google カレンダー」「ジョブカン」など、さまざまなサービスと連携できる。

チャットのログを資産として蓄積
Chatworkには、無料プランの「フリー」と、有料プランの「ビジネス」「エンタープライズ」という三つのプランが用意されている。フリーは、個人利用や小規模なやりとりに適したプランだ。ビデオ/音声通話の参加人数、組織外ユーザーとの会話可能人数、ストレージ容量、予約送信機能、ユーザー管理機能などに制限はあるものの、チャット、タスク管理、ファイル管理といった基本機能は無料で利用できる。
ビジネスは、フリープランの全機能に加え、ユーザー管理機能の強化、組織外ユーザーとの会話可能人数の拡張、ビデオ/音声通話の参加人数制限の解除、ストレージ容量の拡大など、組織利用に適した機能がそろっている。またエンタープライズでは、ビジネスプランの内容に加えて、社外ユーザー制限やIPアドレス制限など、より高度なセキュリティ管理機能が追加されている。情報漏えいのリスク低減につなげられるのだ。さらに、ビジネスおよびエンタープライズでは、チャットのログが無期限・無制限で保持されるため、過去のやりとりを資産として蓄積可能だ。これにより、業務の円滑化や属人化の防止、ナレッジの共有にもつなげられる。
これらのプランは柔軟な運用が可能であり、自社では有償プランを利用しつつ、外部の関係者にはフリープランで参加してもらうといった使い方もできる。また、正社員には有料プラン、パートやアルバイトスタッフには無料プランを適用するなど、役割や業務内容に応じた運用も可能だ。
Chatworkは、使いやすさを重視したシンプルなUIと機能で、中小企業を中心に93万社以上※の企業に利用されている。
※2025年6月末時点。






