業務効率を上げるためには、AIの活用が欠かせない。しかしWebブラウザーで使用するAIチャットサービスは、相談した内容が学習される恐れがある。そのため、業務で使っているファイルから必要な情報をピックアップするといった活用はできない。加えてPCのトラブルシューティングをしたいときも、AIチャットサービスに尋ねると、不正確な情報が出てきてしまう可能性がある。そこで活用したいのが、日本HPのCopilot+ PC「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」だ。個人ファイルの分析をしたり、PCのトラブルシューティングをしたりするAI機能により、効率的な業務を実現できる。

あらゆるアプリで画質を改善

 日本HPの14インチノートPC「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」はCPUに「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)」を採用したCopilot+ PCだ。本体重量は約1.19kgと軽量設計を実現しながら、米国国防総省調達規格「MIL-STD-810H」をクリアする堅牢性を備えている。

 本体上部には、88度の広視野角とWindowsの生体認証機能「Windows Hello」に対応する5MP+IRカメラを搭載する。スライド操作でWebカメラを隠せる「プライバシーシャッター」を備え、とっさに画面をオフにしたいときに役立つ。加えて本製品では、NPUを活用したカメラ画質改善機能「Poly Camera Pro」を利用可能だ。Poly Camera Proでは、光量とフォーカスの調整、背景ぼかしやバーチャル背景の設定、補正フィルター、自動フレーミングといったカメラ補正機能を使用できる。Poly Camera Proの機能はアプリケーションに依存しないため「Microsoft Teams」「Zoom」「Google Meet」「Webex」など、あらゆるWeb会議ツールで活用が可能だ。

低ブルーライトのモニターで、長時間でも快適に使用可能だ。

多様なセキュリティ機能を搭載

 HP EliteBook X G1i 14 AI PCでは、タスクのサポートなどを行うアプリケーション「HP AI Companion」を使用可能だ。HP AI Companionでは、チャット形式でAIから質問の回答を得られたり、コンテンツの生成/要約が行えたりする「Discover」、本製品に保存された個人ファイルを分析し、有用な情報を抽出する「Analyze」、PCのパフォーマンスを最適化したり、トラブルシューティングをしたりする「Perform」といった機能が使える。例えば、企画を練る際にアイデアが欲しいときはDiscoverに話しかけてみたり、長文の資料を読まなければならないときはAnalyzeを使ったり、PCのトラブルが発生したときはPerformに尋ねてみたりといった使い方ができるのだ。

 本製品は、AIを活用したセキュリティ機能も搭載する。のぞき見検知機能の「HP Sure View」だ。ユーザーの背後に画面をのぞき見する人物が現れた場合、HP Sure Viewが自動的に起動して画面の内容を隠してくれる。画面を隠しているときでも、ユーザーは見やすい画面のまま作業を続けられる。のぞき見をする人物が離れたら自動的にオフになるため、ユーザー自身で機能のオン/オフをする必要がない。出張が多く、新幹線内やカフェで仕事をする機会の多いビジネスユーザーにお薦めだ。

 さらに、日本HPが提供する法人向けのPC保護機能「HP WOLF SECURITY FOR BUSINESS」も標準搭載されている。HP WOLF SECURITY FOR BUSINESSにより、Windows OSだけでなくPC深部のファームウェアやハードウェア、PC外部のインターフェースも含めて、多層的な保護を実現するのだ。HP Sure ViewとHP WOLF SECURITY FOR BUSINESSにより、あらゆる面からの保護を実現し、ハイブリッドワークにおける安全な業務に貢献する。

 HP EliteBook X G1i 14 AI PCを使えば、顧客はAIを活用して快適に業務が行える。本製品を提案することで、顧客の生産性向上を支援しよう。