ハイブリッドワークの定着により、Web会議は日常的な業務手段として一般化した。しかし、Web会議の品質はノートPCに搭載されたスピーカー、マイク、Webカメラの性能に大きく左右される。また、Web会議は自席で行われることも多い。周囲の話し声などのノイズを拾いやすく、会議に集中しづらいという課題もある。こうした課題を解決するのが、日本エイサーの15.6インチノートPC「Extensa 15 EX215-24」だ。
業務効率を向上させる高い処理性能
「Extensa 15 EX215-24」は、CPUに「AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサー」を採用し、メモリーには8GBまたは16GBのLPDDR5を搭載している。日常業務からマルチタスクまで快適にこなせる高い処理性能を実現する。ストレージには256GBのPCIe Gen3 NVMe SSDを採用。高速なデータ転送と低レイテンシーにより、ファイルの読み書きやアプリケーションの起動もスムーズに行えるのだ。
モニターはフルHD解像度に対応し、非光沢パネルを採用することで、ぎらつきや映り込みを抑えている。長時間の作業でも目が疲れにくい。さらに狭額ベゼルデザインのため、広い表示領域を確保しており、作業効率を上げてくれるだろう。
Extensa 15 EX215-24は接続性の面でも優れている。フルファンクション対応のUSB Type-Cポート、USB 3.2 Gen 1ポートを2基、HDMI出力、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2を搭載している。これにより、さまざまな周辺機器やネットワークとシームレスに接続できる。
近年増加傾向にあるサイバー攻撃対策として、高度なセキュリティ機能を備えている。ファームウェアベースのTPMとWindows 11のセキュリティ機能を組み合わせることで、データの暗号化や不正アクセスを防止する。
環境への配慮もExtensa 15 EX215-24の特長だ。本体底面カバーには再生プラスチックを使用し、梱包材には100%リサイクル素材を採用している。さらに、環境配慮型製品の評価制度「EPEAT」にも登録されており、サステナビリティを重視する企業にも適している。

PCの状態を容易に最適化できるアプリ
Extensa 15 EX215-24はWeb会議機能も充実している。モニター上部には、ノイズの多いピクセルを検出・補正し、他のフレームと混ぜ合わせることで、画質を向上させる「Acer TNRテクノロジー」を搭載した720p HD Webカメラを備えている。暗所でもノイズの少ない鮮明な映像を届けられるのだ。
音声面では、AIによるノイズ抑制技術「Acer PurifiedVoice」を搭載している。Acer PurifiedVoiceは、ユーザーの周囲だけでなく、通話相手側のバックグラウンドノイズも低減できる。そのため、双方向でクリアな音声通話が可能だ。また、外部マイクやヘッドフォンとの互換性もあり、既存の機器を活用しながら、AIノイズ抑制機能の恩恵を受けられるのだ。
これらの機能は、ユーティリティアプリ「AcerSense」から容易に設定可能だ。AcerSenseでは、Web会議機能のほか、ハードウェア設定のカスタマイズ、ストレージやバッテリーの状態確認・最適化なども行える。さらにシステムの使用モードも変更可能だ。静音性を優先した「サイレント」、パフォーマンスと静音性を両立した「通常」、パフォーマンスを優先した「パフォーマンス」の三つの使用モードを切り替えられる。AcerSenseはキーボード上の「AcerSenseキー」を押下するだけで即座に起動可能だ。
Extensa 15 EX215-24には、CPUやメモリー、ストレージ構成の異なる六つの型番が用意されている。ユーザーの業務内容や使用環境に応じて、最適なモデルを選定し、提案しよう。