ハイブリッドワークの一般化により、オフィス以外でも仕事をすることが日常となっている。またオフィス内においても、Web会議の増加に伴い、ノートPCを持ち運ぶ機会が増えている。このような業務スタイルでは、堅牢性やバッテリー性能、軽量性といったPCの携帯性が欠かせない。こうしたニーズに応える製品として、NECパーソナルコンピュータの13.3インチワイドノートPC「VersaPro UltraLite タイプVN〈VN-M〉」を提案したい。
消費電力を自動で抑える
「VersaPro UltraLite タイプVN〈VN-M〉」は携帯性に優れたノートPCだ。その特長は四つある。一つ目が、軽量性だ。本体サイズは幅300.6×奥行き216×高さ18.7mmとコンパクトな上、重さは約993gと軽量設計のため持ち運びやすい。また側面から底面にかけて丸みを持たせたスリムエッジな筐体デザインを採用しており、薄さと持ちやすさを両立。かばんへの出し入れもスムーズに行える。
二つ目が、堅牢性だ。米国国防総省調達規格「MIL-STD-810H」に準拠し、150kgfの面加圧試験や25kgfの点加圧試験をクリアしている。さらにPCを机から落としてしまうなどのリスクを想定し、76cmの高さから落下させて内蔵SSDのデータに破損がないことを確認する試験を実施している※。持ち運びの際にも安心だ。
三つ目が、バッテリー性能だ。バッテリー駆動時間はアイドル時で約20.4時間と、出張や外出先での長時間利用にも対応可能だ。さらに駆動時間の延長やバッテリー寿命を延ばせる機能を搭載している。バッテリー残量に応じた輝度調整や特定アプリケーションの利用時に消費電力を節約する「ロングバッテリーモード」は、業務の生産性に影響を与えずにバッテリーの消費を抑えられる。また、夜間にバッテリーの消費を抑える「スマートスタンバイ」や、充電を80%に制限してバッテリーの負荷を軽減する機能も備える。
四つ目が高いセキュリティ機能だ。マイクロソフトが提唱するセキュリティ要件「Secured-Core PC」と、セキュリティ機能とPC管理機能を備えたインテルのビジネスPC向けプラットフォーム「インテル vPro Essentials」に対応しており、PC内部への不正アクセスやデータの改ざんを防御する。指紋認証や顔認証の機能も備えており、社外業務でも安心して利用可能だ。

音声の聞き取りやすさを追求
VersaPro UltraLite タイプVN〈VN-M〉は、CPUに高い処理性能と省電力性を両立した「第13世代インテル Core i5 プロセッサー」を搭載。さらにCPUの温度上昇に伴うクロック制限を抑制するために、内部の熱をスムーズに放出する効率的なエアフロー設計を採用しており、長時間のマルチタスク時などでも快適な動作を保つ。
Web会議の際に相手の声を聞き取りやすくする工夫も盛り込まれている。ユーザーに近いスピーカー配置と、音の広がりを考慮したゴム足およびラウンド形状の底面デザインにより、クリアなサウンド出力を実現。加えてヤマハの音響信号処理技術「AudioEngine」を導入している。ユーザー側は自然でクリアな音質補正により聞き取りやすく、相手側には周囲の雑音を低減して音声を届けられる。
薄型の筐体ながら、USB Type-C×2やHDMI×1、有線LAN×1など豊富なインターフェースを備えている。別売りのUSB Type-C 拡張ドックを使用すれば、より多くの周辺機器との接続も可能だ。
多様な働き方に柔軟に対応できる本製品は、快適なハイブリッドワークを実現してくれるだろう。
※無破損、無故障を保証するものではない。またMIL規格に基づき、一部はNECが定めた試験条件に従ってテストを実施している。