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脆弱性

脆弱性(Vulnerability)とは、コンピュータのOSやソフトウェア、ネットワークなどに存在するセキュリティ上の欠陥・弱点を指す。脆弱性には管理体制の甘さや、人為的なミス、設定の不備なども含まれ、プログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生する場合は、セキュリティホールとも呼ばれる。

脆弱性を放置したままシステムを運用すると、攻撃者に悪用される可能性が高まり、不正アクセスや情報漏えい、ランサムウェア感染など、深刻な被害を招く恐れがある。近年では、インターネットに接続される家電製品やカーナビゲーションなども増え、脆弱性が発生した場合に被害を受けるリスクがある。

脆弱性を塞ぐには、OSやソフトウェアのアップデートが必要となる。一度、脆弱性を塞いでも、新たな脆弱性が発生する可能性があるため、常にOSやソフトウェアの更新情報を収集して、迅速なアップデートを行わなければならない。また、近年は脆弱性が発見され、メーカーが修正プログラムを配布する前に攻撃する「ゼロデイ攻撃」の脅威が増加している。

脆弱性を悪用する脅威は多様化・高度化しており、日々発見される脆弱性を完全に排除することは難しい。そのため、最新情報を収集し継続的に対策を行うことが重要だ。
(青木逸美)