Copilot+ PC

レノボ・ジャパンの14インチノートPC「Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition」は、プロセッサーに「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 355」を採用したCopilot+ PCだ。Copilot+ PCのAI機能はもちろん、同社独自のAI機能も快適に利用可能なハイエンドモデルになっている。コンシューマー向けのPCブランド「Yoga」シリーズ製品でありながら、ビジネスやクリエイティブでも十二分なパフォーマンスを発揮する一台だ。ビジネスでのAI利用が当たり前になりつつある中で、ローカルでAIのパワーを活用できる本製品は、かなり魅力的なAI PCといえる。

ThinkPadと設計コンセプトを共有

レノボ・ジャパン
PC・スマートデバイス事業本部
製品企画本部
プロダクトマネジメント部
コンシューマ製品担当
部長
櫛田弘之

 レノボ・ジャパンの「Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition」は、CPUに「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 355」を採用し、卓越したパフォーマンスを発揮する。最大49TOPSのNPUを内蔵し、各種AI機能を高速かつ省電力で処理可能だ。また、パフォーマンスと電力効率のバランスに優れ、日常使いから長時間のモバイル用途まで幅広く対応できる。

 レノボ・ジャパン PC・スマートデバイス事業本部 製品企画本部 プロダクトマネジメント部 コンシューマ製品担当 部長 櫛田弘之氏は、本製品が属する「Yoga」シリーズについて次のように話す。「Yogaシリーズとは、当社のコンシューマー向けハイエンドPCのサブブランド名です。その中でも本製品が該当する7は、実用に当たって一番ハイエンドな製品になっています。また、当社のビジネス向けPCブランド『ThinkPad』シリーズは大和研究所で開発を行っていますが、Yogaシリーズは北京や上海で開発をしています。しかし設計のコンセプトは、アクセシビリティへの配慮を含め、ThinkPadシリーズと共有している箇所があります。例えば、キーボードのボリュームボタンの音量を下げる方には短い突起、上げる方には長い突起を付けたり、PCを片手で開けられる『ワンハンドオープン』を採用したりといった部分を、ThinkPadシリーズとYogaシリーズで共有しています」

 同社では持ち運びに便利な薄型・軽量デザインが特長のノートPCとして、2008年1月からコンシューマー向けの「IdeaPad」シリーズを展開している。そうした中で現在は、3と5に該当するエントリーからミッドレンジモデルはIdeaPad、7と9に該当するハイエンドやラグジュアリーモデルはYogaという名称にしているのだ。

 コンシューマー向けのハイエンドモデルなだけあり、Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionは、グレアの液晶画面で鮮やかな映像を楽しめる。加えてメインメモリーは32GB、SSDは1TBを搭載しているため、十分な性能を体感可能な一台に仕上がっているのだ。

FlickLiftでは、画像の背景を削除して被写体だけをピックアップできる。背景に紛れてしまいそうな細かいものでも、きれいに切り抜き可能だ。

独自のAIユーティリティ機能を活用

 同社では、直感的な操作で画像処理が行える独自のAIユーティリティ「FlickLift」を提供している。もちろんLenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionでも利用可能で、本製品で画像を開くとFlickLiftのアイコンが表示され、機能が使えるようになっているのだ。

 では、具体的な機能を四つ見ていこう。まず一つ目は、背景を削除する機能だ。画像の背景をなくして、被写体を際立たせられる。被写体のみの画像は、PowerPointをはじめとしたほかのアプリケーションに貼り付け可能だ。プレゼンテーション資料を作成する際、自社製品単体の画像を使いたいときに役立つ。細かい箇所が多く、手動での切り抜きが大変なものでも、簡単に背景を消せるのだ。

 二つ目は、画像全体をシャープにする機能だ。ぼやけた不鮮明な画像を、元の画質を損なうことなく高画質に変換できる。同社ではPC、タブレット、スマートフォンの連携が行えるツール「Smart Connect」も提供しているため、スマートフォンで撮影した画像をLenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionに送り、その画像を高画質化する活用が可能なのだ。

 三つ目は、人間の顔をシャープにする機能だ。画像全体ではなく、人物の輪郭のみを鮮明に際立たせられる。背景を巧みにぼかし、奥行きのある被写界深度効果を作成可能なため、人物写真を印象的にしたいときに使えるだろう。

 四つ目は、解像度を2倍にする機能だ。例えば512×512ピクセルの画像であれば、元の鮮明さを保ったまま、1,024×1,024ピクセルに拡大が行える。資料に掲載したい画像が低解像度だった場合に利用すれば、簡単な作業のみできれいな画像が使えるようになるのだ。

プライバシーにも配慮可能

 Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionは、三つのThunderbolt 4対応のUSB Type-Cを備えている。三つのポートの全てから充電でき、動画再生時で約22.8時間(JEITA測定法 3.0に基づく計測)の駆動を実現する。

 プライバシーに配慮した「電子式プライバシーシャッター」を搭載し、社内で背後に顧客データが書かれている場所にいるときでも、個人情報の映り込みを防げる。コンシューマー向けのブランドに定義されているYogaシリーズだが、ビジネスでも十分な性能を備えているため、経営層などのエグゼクティブにぜひとも使ってもらいたいCopilot+ PCだ。