Nottaが提供する「Notta Memo Type-C充電 AIボイスレコーダー」は、専用アプリ「Notta」と連携することで、会議、通話の録音、リアルタイム文字起こし、翻訳、要約、さらには思考の整理も行える次世代のボイスレコーダーだ。
最大58言語に対応するAIが、最大98.86%の精度で文字起こしをしてくれる。
ミニマルなカード型のデザインで、スーツの胸ポケットや名刺入れにもすんなり入るのだ。
シンプルな操作性により、使い始めたその日からシームレスな文字起こしワークフローを体感できる製品になっている。
会話の価値を最大限に引き出す

最高執行責任者
田村清人 氏
NottaはAI文字起こしサービス「Notta」を展開する企業だ。ソフトウェアを提供している同社がなぜ、ハードウェアである「Notta Memo AIボイスレコーダー」(以下、Notta Memo)の開発に踏み切ったのだろうか。
Notta 最高執行責任者 田村清人氏は、Notta Memoの開発背景を次のように振り返る。「私は商談へ行くたび、『Nottaの良さは何ですか?』と聞いていました。すると、結構な数のお客さまから『いろいろな会話のシーンで使えることです』というお答えをいただきました。逆に『Nottaがまだ使えていないシーンは何ですか?』と聞くと、『現場ではまだ使えていません』という返答でした。つまり対面での面談や工場といった、PCやスマートフォンを使いづらい環境では、Nottaが活用できていないということです。そこで、PCなどを使える場面と使えない場面での会話を、同じシステム内に集められたらよいのではないかと考え、ハードウェアであるNotta Memoを作りました」
Notta Memoは、本体に4基のMEMSマイクと1基の骨伝導マイクを装備している。周囲の会話の録音が行える「ライブ録音」モードに加えて、「通話録音」モードも備えている。付属のケースとマグネットリングを使用し、本体をスマートフォンの背面に取り付けると、電話の録音もできるのだ。会議の録音から文字起こし、要約までNottaで行うワークフローの品質を上げてくれる一台になっている。

名刺入れに入る薄くて軽い本体
Notta Memoの本体は、幅55×奥行き86.15×高さ3.5mmの名刺サイズだ。重量は約28gと軽量なため、名刺入れに入れて持ち歩ける。わざわざボイスレコーダーを持って行くという意識を持たず、手軽に持ち運べるのだ。
本体表面にはエンボス加工が施されており、角度によって斜めの格子が光るデザインになっている。Nottaいわく、この凹凸は富士山の雄大さと自然の美からインスピレーションを得ているという。また本体正面には電源ボタンのほかに、ライブ録音モードと通話録音モードを切り替えるスイッチ、録音状態などを示すモニターが付いている。
Notta Memoを購入したユーザーには、Nottaの「スタータープラン」が自動適用される。このスタータープランでは、300分/月の文字起こし、連続5時間の録音、100回/月のファイルアップロード、100回/月のAI要約が可能だ。Nottaのフリープランは120分/月の文字起こし、50回/月のファイルインポート、10回/月のAI要約が可能なため、スタータープランはかなりお得なプランとなる。ちなみにスタータープランの文字起こしは、2026年9月から600分/月にバージョンアップする予定だ。
そして、今回紹介している「Notta Memo Type-C充電 AIボイスレコーダー」が従来のNotta Memoから進化した点は、USB Type-Cによる充電に対応したことだ。従来のNotta Memoは特殊な端子を使用していたため、充電の際は専用のケーブルが必要だった。そのため専用ケーブルを忘れてしまうと、出先で充電できないという課題があった。そこで同社はType-Cポート付きのケース「Notta Memo Magbridge Type-C充電ポート付専用ケース」を開発し、新たにケースを同梱した今回のモデルを発売したのだ。
このケースによりNotta Memoは、Type-Cケーブルを利用した充電やPCへのデータ転送に対応するようになった。「企業の場合、従業員にスマートフォンを渡していなかったり、社用スマートフォンへインストールできるアプリに制限をかけていたりすることがあります。そうした方々に向けて、ケーブルを挿すだけでWeb版のNottaアプリとデータの同期が行えるようにしました」(田村氏)
Notta Brainでさらなるデータ活用
NottaはAI要約のチャット機能を「Notta Brain」に進化させ、文字起こしの内容を踏まえたチャット・検索・要約・分析ができるようにしている。「整理した情報を的確に提供することが、私たちの介在価値だと思っています。そしてこれからは、整理したデータを基に分析した結果をユーザーに渡すことが、Notta Brainで作っていける新しい潮流だと考えています」と田村氏は将来像を語る。
恐らく多くの組織では、現場の気付きといった最も価値のある情報が、“話し言葉”のまま消えている。そこでNotta Memoを活用すれば、そうした消えてしまう会話を取りこぼすことなく、Nottaへとまとめていける。
Notta Memoで収集し、Nottaで文字起こしされた情報は、情報の整理・分析を担うNotta Brainによって管理と利用が可能になる。Notta Memoを入口としたナレッジの活用は、法人への提案において魅力的だ。

