ビジネスの現場においてAI PCの導入が本格化する中、積極的な製品展開で新たなワークスタイルのトレンドを力強くリードしているのが、デル・テクノロジーズだ。同社では最新のプロセッサーを搭載したモデルをいち早く展開し、市場のニーズに的確に応えている。AI PCへの関心が高まる今、同社が展開する法人向けノートPC「Dell Pro」シリーズに焦点を当て、その魅力を深掘りしていく。
多様化する業務要件
求められる次世代PC像

レベニューオペレーション統括本部
フィールドプロダクトマネージャー
若杉歌乃 氏
デル・テクノロジーズでは、最新プロセッサーを搭載したモデルをいち早くラインアップに組み込み、積極的な提案を行ってきた。特に近年は、Windows 10のサポート終了(EOS)に伴うPCの入れ替えが活発化しており、それを契機として最新のAI対応モデルへと切り替える企業も増加している。
こうしたPC需要の高まりを背景に、同社は今年、法人向けノートPCのブランディングを一新した。日々の生産性を支えるエントリーモデルの「Dell Pro 3」、高速なパフォーマンスでマルチタスクに適した「Dell Pro 5」、薄型で持ち運びに最適な「Dell Pro 7」、精巧な技術と革新的な体験を提供する「Dell Pro Premium」の四つのモデルを展開する。
CPUは、インテルとAMDの双方が用意されており(Dell Pro Premiumはインテルプロセッサーのみ)、企業の用途に合わせて柔軟な構成が可能だ。次世代のAI活用を見据え、「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ3)」や「AMD Ryzen AI 400 シリーズ」といった高い処理能力を持つ最新アーキテクチャを網羅する。一般的なオフィスワークから負荷の高いAI処理まで幅広く対応できる。
Dell Pro 14 Premium

ダウンタイムを最小化
現場の負荷を減らす実用性
Dell Proシリーズは、性能面だけでなく筐体の実用性においても工夫が施されている。特に、オフィス外への持ち運びや業務での使い勝手を意識した筐体設計には、同社ならではのこだわりがある。「携帯性を高めるために薄型化を進める一方で、AI処理による発熱対策としてファンを大型化し、熱効率を大幅に向上させました。それでいて、静音性は前モデルと同等水準を維持しています。また、画面の最大輝度を従来の400nitから500nitのパネルまで選択可能にし、スペック表の数字だけでは伝わらない快適な体験価値を高めています」とデル・テクノロジーズ レベニューオペレーション統括本部 フィールドプロダクトマネージャー 若杉歌乃氏はアピールする。
また、同社ならではの大きな強みとなるのが、堅牢なセキュリティある。量子コンピューターによるハッキングへの耐性を持つ「エンベデッドコントローラー」を採用するなど、高度化するサイバー攻撃からハードウェアを保護するための仕組みを充実させた。
メンテナンス性の高さも特長だ。使用頻度が高く破損のリスクが生じやすいUSB Type-Cポートには、ネジで取り外しが可能な「モジュラー型USB-Cポート」を採用している。万が一、ポートが破損した場合でも、マザーボード全体を交換する必要がなく、ポート単体での修理・交換が可能となった。若杉氏は「この構造により、修理に伴うダウンタイムを最小限に抑え、お客さまの業務を止めない体制を実現しています。エントリーからハイエンドまで幅広いモデルで高いメンテナンス性を提供できることは、当社ならではの強みです」と強調する。
AI時代の業務を支えるには、性能だけでなく、日々の運用に耐え得る実用性が欠かせない。Dell Proシリーズは、その両面をバランス良く備えることで、現場の負荷を減らし、安心して使えるPC環境を提供している。AI PCへの移行が進む今、こうした“使い続けられる価値”こそが、企業にとっての大きな判断材料となるだろう。


