AI PCへの関心が高まる一方で、具体的な活用イメージを描ききれずに導入をちゅうちょしている企業は少なくない。そうした市場のギャップに対し、NECパーソナルコンピュータはどのような価値を提示していくのか。ハードウェア面とソフトウェア面のこだわりを結集した「VersaPro」シリーズの特長を交えながら、同社が提案する次世代ビジネスPCの在り方をひも解いていく。
手探りが続くAI PC市場に
ビジネス現場を支える強力な選択肢

コマーシャル営業推進本部
プロダクトエヴァンジェリストG
杉森俊彦 氏
AI PCへの関心は高まっているものの、実際の導入には依然として大きなギャップが残っている。NECパーソナルコンピュータ コマーシャル営業推進本部 プロダクトエヴァンジェリストGの杉森俊彦氏は「現段階では、AI PCを導入することで実際の業務がどのように変わるのか、具体的な活用法についての明確な理解やイメージが広く浸透していない企業が大半を占めています」と話す。
しかし、今後のビジネス現場において「ローカルAI」の活用が進むことは確実視されている。社外へのデータ流出を防ぐ厳格なセキュリティ環境の確保や、クラウド処理の集中によるネットワーク負荷の軽減など、端末側でAIを安全かつ高速に駆動させる重要性が高まっているからだ。それに伴い、ビジネスPCには優れた処理性能と、それを支える確かな筐体設計が求められている。そうした次世代のビジネス環境や企業の多様なワークスタイルに対応するのが、「VersaPro UltraLite タイプVY」(以下、タイプVY)と「VersaPro タイプVM」(以下、タイプVM)だ。
タイプVYは、Copilot+ PCに準拠したスペックを備える13.3インチワイドのモバイルノートPCだ。CPUには、「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)」を採用し、高度なAI処理を優れた省電力性能で実現する。1kg未満という軽量筐体でありながら、世界最長※のバッテリー駆動(動画再生時約20.1時間/アイドル時約40.2時間)を実現するなど、モビリティ性能にも優れている。
タイプVMは、多様化するハイブリッドワークに優れた作業効率をもたらす14インチワイドのモバイルノートPCだ。CPUは、省電力かつパワフルな処理性能を持つ「AMD Ryzen 8000U/PRO 8000Uシリーズ」(NPU搭載のRyzen 5 PROを含む)から選択可能で、企業のニーズに即した最適な仕様で構成できる。
※Windows 11搭載かつ1kg未満の法人向けノートPCにおいて、JEITA3.0に基づいて測定したバッテリー駆動時間での比較(2025年7月時点:NECパーソナルコンピュータ調べ)
VersaPro UltraLite タイプVY

日々の業務を支える仕組みと
実用性を磨き上げる独自機能
タイプVYとタイプVMに共通する強みとして、ビジネスを力強く支える同社独自の機能や実用性の高さが挙げられる。その中でも実用面で大きなメリットをもたらすのが、「スマート充電」機能や「AI Plus Biz」である。スマート充電機能は、行動予測AIがユーザーの行動パターンを学習して充電量をコントロールする仕組みだ。始業前などの必要な時のみ100%充電し、それ以外は80%充電を維持するといった日々のサイクルに応じた運用によってバッテリーの劣化を抑制する。
AI Plus Bizは、PCに関する疑問をユーザー自身で解決できるAIサポートチャットアプリである。同社独自の問い合わせデータベースやPC固有の状態をチェックした上で、精度の高い解決策を提示する。トラブル発生時の原因特定や対処にかかる時間を削減できる。
「これからのビジネスにおいて、AI PCのニーズは高まっていくことが見込まれます。当社では、そうした未来を見据えて導入を検討されるお客さまが自社の業務に最適な1台を迷わず選べるよう、スペックや利用シーンに応じた製品を用意しています。国内設計ならではの実用性と確かな品質で、AI PCシフトを強力にバックアップしていきます」と杉森氏は意気込みを語った。


