Instagramとネットショップを連携する

Instagramではさまざまなジャンルの画像や動画が投稿されていますが、ビジネス目的で使用する場合、ECサイトと連携して売上を伸ばしたいというケースもあると思います。連携がうまくいくと、Instagramのアプリ内で、スムーズに商品紹介ページへと誘導できるため、途中離脱を低減させ、購入率を高められる可能性があります。

▲Instagramのアプリ内で商品紹介ページへ遷移

Instagramでネットショップと連携し、商品の登録(タグ付け)をするには、Metaが定めるコマースポリシーや各種規約に準拠している必要があります。 満たすべき具体的な条件については、公式のヘルプページをご確認ください。

参考サイト:
コマースの利用資格(Instagramヘルプセンター)

Instagramとネットショップを連携するメリットとデメリット

Instagramとネットショップを連携する最大のメリットは、投稿を見たユーザーを商品詳細ページからネットショップでの購入までスムーズに誘導できることです。

広告を利用しなくても、通常の投稿(フィード・ストーリーズ・リール)に商品タグを追加するだけで、自然な形で商品ページへ案内できます。そのため、ユーザーが興味を持ったタイミングで購入につなげやすくなります。また、この機能を利用するにはMeta社の審査を通過する必要があります。そのため、商品タグが利用できるアカウントは、一定の基準を満たしたアカウントとしてユーザーに安心感や信頼感を与えられる点もメリットです。

一方で、導入時にはいくつか注意すべき点もあります。

近年では、BASEやShopifyなどのECサービスが公式連携機能を提供しており、以前と比べて初期設定は簡単になりました。しかし、商品タグ機能を利用するためには、現在でもMeta社によるアカウント審査を通過する必要があります。

審査基準は公開されていないため、手順どおりに設定しても、一度で承認されるとは限りません。審査に通らなかった場合は、アカウントの運用状況や規約違反の有無などを確認し、再度申請する必要があります。
また、エラーの原因が分かりにくく、解決までに時間がかかるケースも少なくありません。そのため、導入にはある程度の時間と手間がかかる可能性があります。

万が一、審査が通らなかった場合に備えて、ネットショップへ誘導する代替手段もあらかじめ検討しておく必要があります。

Instagramとネットショップを連携する方法

Instagramとネットショップを連携する方法は、運営するECサイトのプラットフォームごとに手順が解説されています。

以前はFacebookページを作成した後、手動で商品カタログを構築したりといった複雑な作業が必要でしたが、現在は多くのECサービス(BASEやShopifyなど)に公式の自動連携機能が備わっており、初期設定のハードルは大幅に下がっています。

連携を進めるにあたって、どのECサービスを利用する場合でも、あらかじめInstagramアカウントを「プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)」に切り替えておくことが必要です。事前に切り替えを済ませておきましょう。

連携がうまくいかなかった場合の対処方法

もしも審査が非承認になってしまった場合でも、Instagramからネットショップへ誘導する方法はあります。以下の方法を試してみてください。

プロフィールにリンクを貼る

Instagramのプロフィール画面にリンクを挿入できる項目があるので、ネットショップへのリンクを貼るようにしましょう。5つまで設定することができます。

ストーリーズにリンクを設置し、ハイライトに保存する

フィード投稿やリールのキャプション欄では、URLを掲載してもただの文字列になってしまうため、ネットショップへの送客には不向きです。そこで、「ストーリーズ」に商品写真や簡単な紹介コメントを投稿し、「リンクスタンプ」を使って商品ページへ誘導しましょう。

▲ストーリーズの「リンクスタンプ」

さらに「ネットショップ」や「商品」などのカテゴリーを作ってハイライトとして保存しておくことをおすすめします。ハイライトは、常にプロフィール下の目立つ場所に表示されるため、ユーザーの目にとまる可能性が高まります。

▲ハイライトを活用

このように、審査が通らず連携できなくてもInstagramの基本的な機能を使ってネットショップへ送客する経路を作ることはできますので、トライしてみてください。

まとめ

Instagramとネットショップを連携することで、ユーザーをスムーズに商品販売ページへ誘導できるという大きなメリットがあります。一方、この機能を有効化するにはMeta社による審査をクリアしなければならないというハードルがあります。
もし、審査に通らなかったり連携に時間がかかったりした場合は、プロフィール画面からリンクを貼る、ストーリーズの「リンクスタンプ」や「ハイライトの保存」を積極的に活用するなど、別の導線もしっかりと整えてユーザーを逃さない工夫をしていきましょう。