Adobe Fontsとは

Adobe Fontsは、Adobeが提供するフォントのサブスクリプションサービスです。提供されているフォントはAdobe系以外のソフトや、Webフォントとして使用できます。
2025年4月に人気のフォントを多数含む1500以上のフォントが新たに追加され、現在では30000を超えるフォントが利用可能です。無料アカウントでも2000以上のフォントが利用できます。
参考サイト:Adobe Fonts

有名フォント

世界中のデザイン現場で知られている有名フォントが追加されました。

Helvetica

世界で最も有名で広く使われているフォントのひとつ。クセがなく視認性に優れており、どんな場面にも合う万能なフォント。
参考サイト:
Helvetica | Adobe Fonts
Helvetica Neue World | Adobe Fonts

Gotham

近年のデザイン界で人気を博しており、モダンで洗練された印象のサンセリフ体のフォント。パワフルながらもかわいらしさもあり、視認性にも優れている。
参考サイト:Gotham | Adobe Fonts

Meiryo

画面上で読みやすいように設計された、シンプルで使いやすいサンセリフ体のフォント。Windowsの標準フォントとして用いられている。
参考サイト:Meiryo | Adobe Fonts

Avenir

洗練されたモダンさと読みやすさを両立したサンセリフ体のフォント。幾何学的だけど人間らしさもあり、デジタルにも印刷にも最適。
参考サイト:Avenir | Adobe Fonts

Times New Roman

書籍や新聞、ビジネス文書の定番フォント。フォーマルで読みやすく、長文にも適している。
参考サイト:Times New Roman | Adobe Fonts

FF DIN Paneuropean

シンプルで無機質な雰囲気を持つサンセリフ体のフォント。ウェイトのバリエーションが豊富で、道路標識や技術用途などで幅広く使われている。
参考サイト:FF DIN Paneuropean | Adobe Fonts

カラーフォント

通常のフォントは形だけを定義していますが、カラーフォントは色、グラデーション、テクスチャ、イラストなどが含まれています。
今回追加されたカラーフォントのMoolong ペイントは、4種類のカラーの組み合わせと、色を持たないスタティックフォントがあります。
参考サイト:Moolong ペイント | Adobe Fonts

Moolong Candle Variableはカラーフォントでありながら、可変機能が搭載された「バリアブルフォント」という非常に興味深いフォントです。明るい背景と暗い背景で映える2種類のカラーがあり、ウェイトに合わせてカラフルなロウソクが溶けるように動きます。
参考サイト:Moolong Candle Variable | Adobe Fonts

デザインフォント

レトロでかわいらしいデザインが人気の七種秦史氏によるフォントが複数追加されました。チラシやポスター、バナー、動画などでよく使われており、多くのデザイナーに愛されているフォントです。

  • ADSひかり
  • ADS楽楽
  • ADSタイプ7
  • ADSストロング
  • ADSしおかぜ
  • ADSコリダンス
  • ADSピコロ
  • ADSこだま
  • ADS青空
  • ADSポップス

まとめ

今回は、Adobe Fontsに新たに追加されたフォントをいくつか紹介しました。有名なフォントが数多く追加された今回のアップデートは過去最大級であり、デザイナーならば絶対に注目したい内容となっています。Adobe Fontsは無料アカウントでも2000以上のフォントが利用可能なので、まだAdobeアカウントを持っていない方も、ぜひこの機会に豊富なフォントを活用してみてください。

参考サイト:
Adobe Fonts
Adobe Blog

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