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Web面接や人材の適材配置用途で活用が進むHRTechクラウド市場

Web面接や人材の適材配置用途で活用が進むHRTechクラウド市場

2021年04月06日更新

Web面接や人材の適材配置用途で活用が進む

HRTech

 HRTechクラウドサービスは、ニューノーマルな就業形態の一般化、採用/人事業務の可視化などの重要性が高まっていることから、需要が増加している。デロイト トーマツ ミック経済研究所は、そうしたHRTechクラウド市場の動向を発表した。

 2021年度のHRTechクラウド市場規模は、前年比132.9%の566億円を予測している(東京オリンピック・パラリンピック開催を想定)。2022年度は若干成長に鈍化が見られるものの、労働人口減少の中で人材採用、活用・育成はさらに重要度を増して安定して成長する見込みだ。その後も大阪万博を控えることから、2025年のHRTechクラウド市場は1,710億円への増加が想定されている。

 同調査では、HRTechクラウドサービスの各分野の注目トピックも挙げられた。例えば、「採用管理クラウド」はWeb面接の急増によって好調業種での新規案件獲得に活用されている。「人事・配置クラウド」は人材可視化・分析による業務評価、適材配置のニーズが拡大しているという。バックオフィス業務自動化によって認知度が向上している「労務管理クラウド」は大手企業向けの機能強化によって大手ユーザー企業での導入が進んでいる。SNSなどを活用する「育成・定着クラウド」においては、コロナ禍のエンゲージメント向上に向けたツールとして注目されていると説明した。

IaaS/PaaS市場は2022年度に1兆円規模へ

Infrastructure as a Service/Platform as a Service

 ハイブリッド/マルチクラウドへの需要の増加やDX推進などを背景に、IaaS/PaaS市場が拡大している。アイ・ティ・アールは、そうした国内のIaaS/PaaS市場予測や将来展望を発表した。

 IaaS/PaaS市場の2019年度の売上金額は6,020億2,000万円、前年度比27.7%増となった。拡大の背景には、前年度から市場を構成するほぼ全てのベンダーの売り上げが伸びたことがあり、特に上位2ベンダーが比較的大きく増加し、市場をけん引した。

 ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境を志向する企業や基幹システムをクラウド化する企業の増加を背景に年々市場が拡大しているのが、IaaSだ。IaaSのベンダーシェアにおいては、上位のメガクラウドベンダーによる寡占化が進んだことや、ハイブリッド化/マルチクラウド化が進展したことによって、増加傾向はより強まるという。

 DX推進企業の技術的なクラウド基盤として、PaaSの需要も高まっている。各ベンダーは開発環境だけでなく、周辺サービスの充実やサービス体系の再構築、DX関連サービスの強化を推し進めており、今後もDX推進の動きに伴いPaaSの導入が促進すると予想される。上記を踏まえ、IaaS/PaaS市場の2019~2024年度の年平均成長率は17.2%で、2022年度には1兆円規模に達する見込みだ。

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