必須のショートカットを知っておこう

 Excelで文字入力をする際に知らないと困るのが改行だ。普通にEnterキーを押して改行しようとしても、確定して次のセル(つまり下のセル)に移動してしまう。そこで、覚えておきたいのが「Alt+Enter」キーだ。このキーを押すと、セル内でテキストを改行して入力できる。
 もうひとつ覚えておきたいのが文字列の削除だ。Ctrl+Delでカーソル位置から後のテキストを削除したCtrl+Delキーのショートカットだ。このキーはカーソルの位置から右を削除できる。セルの中でのテキスト選択はかなり面倒なので、これを覚えておくと楽だ。

セルの中で改行するにはAlt+Enterを押す
改行して入力できた

数式バーを拡張すると便利

 テキスト入力は、セル内で行ってもいいのだが、使い勝手が良くないので、数式バーで作業することをオススメする。とはいえ、数式バーは狭くて1行しか表示されない。そこで、数式バーの下部分をドラッグして幅を広げてみよう。こうすると、幅が広がって使いやすくなるのだ。

数式バーの幅を広げると使いやすい
消したい部分の先頭にカーソルを持っていく
Ctrl+Delでカーソルの位置から後のテキストを削除した