メモとして保存する

 自動的に完成した要約は「メモに保存」でいつでも利用できるようになる。NotebookLMでは、このように何らかの作業をして、それが役立つと思ったらメモに保存という手順を踏むことで記録する仕組みだ。
 画面は3分割されているが、真ん中の「チャット」でさまざまな作業をさせておき、右の「Studio」で記録したメモを管理し、利用できるわけだ。

概要欄の内容をメモに保存する
保存したメモは、右のスペースでいつでも閲覧できる。もちろん、ファイルの書き出しにも対応する

チャートや音声概要を作成する

 NotebookLMでは、簡単にマインドマップ(思考プロセスのフローチャート)が作成できる。「マインドマップ」ボタンをクリックすると、文章の内容を解析してチャートにしてくれるのだ。階層的に内容を可視化できるので非常にわかりやすくなる。特に構造を理解したいときには重宝するはずだ。チャートはクリックすると下の階層が表示される。
 また、音声概要では、書類の内容を音声で表現してくれる。これが驚くほどの素晴らしさで、二人の人物が掛け合いで内容を紹介する。つまり、この書類を読み込んだ二人が内容を解説したり、掛け合いで感心するような様子が音声で聞けるのだ。AIを活用するとここまで再現できるのかと、感心してしまうだろう。
 次回はYouTubeの内容を要約していくが、そこで掛け合いの音声も紹介するのでお楽しみに。

「マインドマップ」ボタンをクリック
書類の内容をチャートで表示してくれる
各項目の深掘りもできる
書類の内容を音声で解説できる