皆様、こんにちは。
Nutanix担当の畠中です。

今回は、これからNutanixを導入される方に向けて、Nutanix Foundationとは何か、その概要と作業の流れについてご紹介いたします。

Nutanix Foundationとは

 Nutanix Foundation(以下、Foundation)の目的は主に以下の3つです。

  • 新規ノードのイメージングとクラスタ構築
  • 増設ノードへのイメージング
  • イメージング済みノードを用いたクラスタ構築

 Nutanixを導入し利用するまでには、図のような流れで構築作業を進める必要があります。

 Foundationで行われる主な作業は以下の通りです。

  • ハイパーバイザーのインストール
  • AOSのインストール
  • パラメーター設定(クラスタ情報など)

 DISでは基本メニューとしてFoundationを実施後、お客様へ機器を出荷しています。Foundation以外の作業をご依頼いただく場合は「詳細設計メニュー」をご利用ください。パラメーターシートの記入支援や追加設定なども可能です。

Foundationの流れ | 1 | 環境準備

 Foundationには環境や機器に応じたいくつかの実施方法があります。本稿では、DISで実施しているFoundation VMを使用したベアメタルFoundationの流れをご紹介します。

 ベアメタルFoundationは、新規導入時はもちろん、既存クラスタのクリーンインストールにも使用できます。

1| ノード起動

2| IPMIの設定

 ノード起動後、管理ポートであるIPMIのネットワーク設定(IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ)を実施します。これらの情報はFoundation実行時にも必要となります。

3| Foundation VMの展開

 Foundation VMは仮想マシンとして展開します。新規サーバー出荷時には、社内の別仮想環境上に展開しています。現地作業の場合は作業用PCに展開することも可能です。

 作業端末からブラウザでFoundation VMへアクセスし、パラメーターを入力することでFoundationを実行できます。

 ※ Foundation VMにはノードのIPMI・AHV・CVMと疎通可能となるネットワーク設定が必要です

Foundationの流れ | 2 | Foundation実行

 Foundation VMへアクセスすると、以下の値を設定してFoundationを実行します。

ハードウェアに関する設定

ハードウェア情報、CVMパスワードなどを設定します。

ノードの情報

IPMI、ホスト、CVMの各IPアドレス、ホスト名、ノードタイプなどを設定します。

AOS/ハイパーバイザーのインストーラー

ハイパーバイザーの種類、インストーラーを選択します。
※ インストーラーは事前にFoundation VMへダウンロードしておく必要があります。

クラスタの情報

クラスタ名、CVMのタイムゾーン、VIP、DNS、NTP などを設定します。

セキュリティ

クラスタパスワード、SSH接続の制御などを設定します。

IPMI認証情報

IPMIログイン用ユーザー名・パスワードを入力します。

Foundationの流れ | 3 | Foundation後の正常性確認

 Foundation実行後は、以下の手順で正常性を確認します。

Prism Elementへのアクセス

 CVMのIPアドレスへアクセスし、Prism Elementへ正常にログインできることを確認します。初回ログイン時は以下の操作が必要です。

  • 初期パスワード変更
  • EULA(使用許諾契約)への同意
  • Pulse(クラスタ健全性の自動モニタリング)の設定

NCC(Nutanix Cluster Check)

 NCCを実行し、ハードウェア、AHVサービス、クラスタセキュリティなど、クラスタの健全性を確認します。
 NCCはGUI(Prism Element)からも、CVMへSSHログインしてコマンドでも実行できます。

まとめ

 今回は、NutanixのイメージングツールであるNutanix Foundationについてご紹介しました。今後もNutanix環境構築に関する内容を掲載していきますので、引き続きご覧いただけますと幸いです。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。