オフィスで使うモニターは、多数のインターフェースを備えたものにしたい。インターフェースが多ければ、作業をしながら社用スマートフォンを充電するといった効率化が行える。こうしたときに役立つのが、デル・テクノロジーズの34.1インチモニター「Dell Pro 34 Plus USB-Cハブモニター P3425WE」だ。そして外出先で使用するモニターは、ポートの位置に縛られずPCと接続可能なものだと良いだろう。このようなシーンでは、デル・テクノロジーズの14インチモニター「Dell Pro 14 Plus ポータブルモニター P1425」が活躍する。今回はそれぞれのモニターについて、特長を詳しく紹介しよう。
オフィスでも外でも生産性を向上
デル・テクノロジーズが提供する34.1インチモニター「Dell Pro 34 Plus USB-Cハブモニター P3425WE」(以下、P3425WE)は、シームレスなUSB Type-C ハブ接続が行える製品だ。ケーブル1本で最大90Wの電源供給とデータ/ビデオの送信が可能なため、すっきりとした作業環境を実現できる。さらに本体下部にはポップアウト式の「クイック アクセス ポート」を搭載する。クイック アクセス ポートはUSB Type-Aポートと最大15Wの充電に対応するUSB Type-Cポートを備えているため、モニターを使いながらスマートフォンやワイヤレスイヤホンなどの周辺機器を充電可能だ。これらのインターフェースに加え、有線LANポートも本体背面に備えている。Wi-Fiが不安定な室内でも安定した有線接続を行えるので、Web会議が途切れ途切れになってしまうストレスを軽減できるのだ。
14インチモニターの「Dell Pro 14 Plus ポータブルモニター P1425」(以下、P1425)は、汎用性を重視してデザインされている。例えば本体スタンド部の左右両方にUSB Type-Cポートを備え、ノートPCの横にも背後にもモニターを置けるようにしているのだ。ポートの位置が原因でモニターを置く場所が限られることなく、最も作業しやすい所に配置できる。そして、スタンドは10〜90度まで角度を調整可能だ。加えて、本体の縦置きにも対応する。一度セットアップを行えば、横置き/縦置きを変更するたびに画面の向きが自動で調整される。オフィスで使う際は横置き、デスクが狭いコワーキングスペースで使う際は縦置きのように使い分けたいときも、いちいち画面表示の設定を変えずに活用可能だ。
Dell Pro 34 Plus USB-Cハブモニター P3425WE

Dell Pro 14 Plus ポータブルモニター P1425

モニター活用を支える便利なアプリ
P3425WEとP1425は共に、ブルーライトの放出量を最小限に抑える「ComfortView Plus」機能を搭載する。モニターの色彩を損わず、有害なブルーライトの発生を低減してくれるのだ。
また、P3425WEとP1425の活用を支えるアプリケーションとして、デル・テクノロジーズはマルチタスクを簡単にする「Dell Display and Peripheral Manager」を提供している。本アプリケーションは、デル・テクノロジーズのWebサイトから無料でダウンロードが可能だ。
Dell Display and Peripheral Managerではモニター活用に役立つさまざまな機能を提供しているが、今回はその中から二つを紹介しよう。まず一つ目は、画面分割のカスタマイズが行える機能「Easy Arrange」だ。本機能では、複数のアプリケーションを利用者に適した分割数で表示可能だ。分割数が選べるだけでなく、同じ分割数の中でも複数のパターンから配置レイアウトを選択できる。一人ひとりが自分好みのレイアウトで作業できるので、業務効率の向上に貢献する。二つ目は、スケジュールに合わせて輝度やコントラストを自動で調整する機能だ。この機能で、昼間の作業時は輝度を高めに、夕方以降の作業時は輝度を低めにする設定にしておけば、常に見やすい画面で業務が可能だ。P3425WEとP1425を提案し、顧客のオフィス業務と外出先での勤務を共に快適にしよう。