Wordが使えればすぐ活用できるOneNote入門（4）

　スマートフォンにもOneNoteアプリをインストールして、パソコンと同じアカウントでログインすれば、まったく同じノートが利用できる。テキストの入力や写真の挿入、音声の入力や手書きも可能だ。
　ちょっとした記録なら、スマホでも十分役立つし、いつでもどこでも使えるのが便利だ。とはいえ、会議や商談の記録などにスマホを使うのはイメージがよろしくないし、長文の記録には向かないので、用途をうまく考えてほしい。

　OneNoteには、手書き機能が搭載されている。ペンを使ってノートを書けるのはとても便利で、注釈などが感覚的に記録できる。また、打ち合わせの際も、相手の顔を見ながら手書きしていくのは、タイピングのメモよりも感じがいいだろう。
　ところが、パソコンで手書きのノートを記録しようと思うと、2in1モデルが必要になるので少々荷が重い。こんな時には、iPad＋Apple Pencilを使えば快適に手書きのノートが記録できる。2in1パソコンより費用が抑えられる可能性が高いし、そもそも薄くてシンプルなので、持ち歩きやすいだろう。
　もちろん、iPadで記録した手書きのノートは、そのままパソコンのOneNoteで閲覧したり編集や追記が可能だ。
　今回は、OneNoteの入門編をお届けした。今後は、リクエストをいただければ具体的に生産性に寄与する「ノート術」などもお届けしていきたいと思っている。