ライブキャプション
ライブキャプションとは、Windows11(24H2)を適用することで追加されるアクセシビリティ機能の一つ。パソコンで再生されている音声を認識して、リアルタイムでテキストに変換し、画面に字幕として表示する。動画配信サービス、オンライン会議、ゲームなど、さまざまなサービスの音声に対応する。「リアルタイム自動字幕起こし」ともいう。
ライブキャプションを使うと、電車やバスの中など、音が出せない環境(騒がしい環境)でも動画などの音声を字幕で確認できる。授業やセミナーの内容を文字で確認しながら聞くことで、理解度を高められる。また、外国語への自動翻訳もできるので、多言語間のコミュニケーションにも活用できる。
インターネットに接続されていない状態(オフライン)でも音声の文字起こしができることが大きな特徴でもある。Copilot+ PCを使用している場合は、44言語から英語への翻訳が可能となる。ライブキャプションの注意点として、文字起こしの精度は完璧ではなく、話し手のアクセントや専門用語などは誤認識されることがある。