ウェブトゥリード
ウェブトゥリード(Web to Lead)は、Webサイト上で見込み顧客(リード)を収集すること。サイトの訪問者が資料請求や問い合わせフォームなどを通して、その人自身に個人情報を登録させる仕組み。
従来は顧客の情報を集めるために、展示会やセミナーを開催するなど、時間やコストがかかった。それに比べ、ウェブトゥリードは運用コストを抑えながら、年中無休で24時間対応できる。また、獲得した情報を自動的にSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理支援システム)に登録することで、迅速かつ正確な対応が可能となる。手作業による情報の管理ミスや営業機会の損失を避けられ、顧客とのやりとりがスムーズになり、顧客満足の向上にもつながる。
米国のSalesforce社が提供する、クラウド型ビジネスアプリケーションプラットフォーム「Salesforce」には、「Web-to-リード」という標準機能があり、顧客獲得のための資料請求や問い合わせフォームを作成することができる。ただし、この機能には、1日の顧客登録数の上限が設定されている。
(青木逸美)





