
レノボ・ジャパン、教育向けICTソリューションを有償提供
レノボ、有償版の教育向けツールを発売
新製品発表
登壇したレノボ・ジャパン 代表取締役社長 デビット・ベネット氏は、今回発表する教育ICTソリューションについて次のように紹介する。「二つのICT教育ソリューションを提案します。まず一つ目は、新学習指導要領に準拠した小・中・高向けプログラミング学習ツール『#みんなでプログラミング』です。本製品は、プログラミングの必修化に伴い開発された製品で、『小学校/中学校/高等学校で使える』『授業に使えるクオリティ』『先生をサポート』『親しみやすいキャラクターデザイン』と四つのポイントを押さえております。二つ目は、高校向けの辞書コンテンツとアプリケーションを活用できる『ClassPad.net for Lenovo』です。高校では従来、電子辞書などが使われていましたが、今年から高校向けのGIGAスクール構想が開始していることもあり、学習にPCを利用する生徒も増えると予想されます。レノボ・ジャパンは、そうした状況に対応する辞書ツールを学校現場が導入しやすい価格で提供します。これにより、GIGAスクール向け端末の導入促進や教師側の負担軽減にも寄与するでしょう」
本製品は、レノボ・ジャパンが東京書籍と共同開発し、提供してきたプログラミング教材「みんなでプログラミング」の無償版をグレードアップし、有償版として提供するという。無償版では、小学校向けには総合、算数、理科に対応した「ブロック・プログラミング」を提供。今回の有償版では、中学校の技術分野、高校の情報Ⅰなどのコンテンツを追加した。さらに小・中学校向け共有・発信ツール「クリエイティブ&コミュニケーション機能」なども加わった。
電子辞書をPCで活用
ClassPad.net for Lenovoは、高校向けにカシオ計算機とレノボが共同で開発を行った。カシオ計算機 常務執行役員 教育BU 事業部長 太田伸司氏は「電子辞書機能やデジタルノート、数学ツールなどの機能を1画面で表示できるため、授業中に複数のアプリを切り替える手間が減り、学習効率の向上が期待できます」と本製品を授業で活用する際の有用性を示した。
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