シンプルな共有方法

 まずは、最もシンプルな方法を紹介しよう。この方法は、OneDriveのフォルダーをパソコンで同期している場合に利用できる。同期していない場合には次回紹介する方法を利用してほしい。
 この方法のメリットは、パソコンのSSDなどのローカル環境に保存したファイルをわかりやすく、素早く共有できることだ。もちろん、ローカル環境に保存されたファイルがOneDriveにアップロードされて同期されないと利用できないので注意が必要だ。
 基本的には右クリックしてOneDriveから共有していけばいい。

OneDriveと同期しているファイルを共有する
ファイルやフォルダーを右クリックしてOneDriveから共有する
複数のファイルも選択した状態で右クリックすればOKだ

共有したファイルを送る

 ファイルを共有すると、リンクが入手できる。このリンクをメールに貼り付けたり、Teamsなど何らかの形で送信すれば共有できる。
 受け取った側は、リンクをクリックするとブラウザー上のExcelなどでファイルを開ける。リンクを右クリックしてファイルで保存することも可能だ。また、複数のファイルを送信した場合は、リンクをクリックするとファイルがリストで表示される。感覚的に使えるので誰が受け取ってもトラブルになることは少ないだろう。
 なお、OneDrive上のファイルを削除したり移動したりすれば、リンクを開いてもファイルは表示できなくなる。
 次回は、ブラウザー上からの共有や、元のファイルを変更せずに共有する方法を紹介する。

共有ファイルのリンクを取得する
メールにリンクを貼るなどして共有する
メールを受け取ったところ
メールのリンクを開いたら、右クリックでファイルを保存できる
クリックするとブラウザー上のExcelなどで開ける
複数のファイルは、このようにリストになる

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