高精度な文字起こしを
シンプルなUIで誰でも利用可能
日本では会議の頻度が高い一方で、会議に伴う議事録作成には多くの課題が存在する。人が要約を行う場合、担当者によって体裁が統一されず、重要なポイントの解釈が異なることがある。さらに、議事録作成がボトルネックとなり、会議の進行が滞るだけでなく、若手社員に過度な負担がかかってしまうケースも少なくない。こうした課題を解決するのが、LINE WORKSのAI議事録作成サービス「LINE WORKS AiNote」だ。
AI要約で会議の内容を迅速に把握
LINE WORKS AiNoteは、PCのWebブラウザーやスマートフォンアプリを通じて、会議内容の録音と管理をいつでもどこでも実行できる。最大の特長は、文字起こしの精度の高さにある。LINE WORKSが自社開発した日本語特化汎用モデルを搭載し、「えー」「あの」といったフィラーを自動で除去することで、読みやすいテキスト化を実現している。さらに、同社が提供していたAI音声記録管理サービス「CLOVA Note β」で蓄積されたデータを活用し、早口や相づち、業界用語など、日本の会議特有の課題に最適化されている点も強みだ。こうした精度の高い文字起こしを即座に行えることも魅力であり、1時間の録音であれば約1分で処理が完了する。
ITリテラシーを問わずに誰でも利用できるように、説明書を必要としないシンプルなUIとなっている。複雑な事前設定を行う必要はなく、「録音を開始」ボタンをクリックし、マイクへのアクセスを許可するだけで録音が始まる仕組みだ。その後、文字起こしされたテキストをクリックすれば、該当箇所の音声が即座に再生される。さらに、発言ごとにタイムスタンプが付与されているため、録音内容とテキストの対応関係を一目で把握できる。こうした機能により、議事録作成で負担となっていた「聞き直し」や「書き直し」の作業をスムーズに行えるのだ。
会議内容を迅速に把握するための機能も充実している。音声内容で頻出するキーワードをAIが自動抽出し、文字起こし画面の上部に表示することで、会議のテーマを即座に確認できる。さらに、文字起こしされたテキストの区画をブックマークしたり、一部テキストをハイライト表示したりすることで、重要な箇所を視覚的に強調可能だ。ハイライト表示した区画は再生バーにも反映されるため、該当箇所の音声も容易に確認できる。加えて、ワンクリックで利用できるAI要約機能を搭載している。要約は、議事録全体をまとめる「全体の要約」、主要なトピックを抽出する「主要トピック」、会議のポイントや流れを押さえて区間ごとに要約する「区間ごとの要約」という、三つのスタイルに対応している。全体的な内容を把握するには全体の要約を、会議の流れを振り返りたいときは主要トピックを、全体の要約・主要トピックだけでは分からなかった細かな補足情報や、要約の根拠となる元の発言の確認したい場合は区間ごとの要約を確認すれば良い。


声色を識別するAIが正確な話者分離を実現
LINE WORKS AiNoteは、国際コンペティションで世界3位の性能評価を獲得した高精度な話者分離機能を搭載している。事前に従業員の声を登録するといった特別な設定を行う必要はなく、AIが複数の話者の声を自動で聞き分ける。
日本の会議ではハイブリッド形式やオフライン形式が多く、一つのマイクで複数人が発言するケースが一般的だ。このような環境では話者分離が難しいが、LINE WORKS AiNoteは声色を基に話者を識別するため、誰が何を発言したかを正確に記録できる。これにより、議事録の品質を大幅に向上可能だ。

高精度な話者分離機能を生かし、話者が変わるたびに文字起こしの区画が切り替わる。文字起こし画面に表示される人物名をクリックすれば、話者名を簡単に変更できる。

話者名の変更は柔軟に対応できる。一つの区画のみの変更に加え、話者名をまとめて修正可能だ。参加者名が誤っている場合も、手入力で簡単に修正できる。
主要なオンライン会議ツールと連携可能
LINE WORKS AiNoteは、スマートフォンアプリやPCのマイクを使った録音・文字起こしに対応するほか、ボイスレコーダーなどで収録した音声ファイルをアップロードすることで、スムーズに文字起こしを実行できる。さらに、Web会議への参加による録音・文字起こしも可能だ。
LINE WORKSが提供するグループウェア「LINE WORKS」のビデオ会議はもちろん、Zoom、Microsoft Teams、Webex、Google Meetといった主要なサードパーティー製オンライン会議ツールに対応している。ボットの参加を承認するだけで、録音から文字起こしまでを自動化できる。録音データをアップロードするといった面倒な操作は不要だ。

Web会議ツールで発行した会議URLを、LINE WORKS AiNoteの画面に入力する。その後「リクエスト」ボタンを押すことで、録音と文字起こしの準備が完了する。

Web会議を開始すると、LINE WORKS AiNoteのボットから参加リクエストが届く。参加を承認すると、ボットが会議中の音声を収集、会議終了後には文字起こしが自動で実行される。

