
Copilot+ PCでしか使えないAI機能の数々に感動!
PCメーカー各社から次々とCopilot+ PCが発売されており、そのラインアップが充実してきた。日常業務でMicrosoft Copilotを活用する機会が増えている人にとって、Copilot+ PCは次の選択肢として気になる存在となっている。そこでCopilot+ PCを実際に操作して、そのメリットを体感できる「Copilot+ PC操作体験会」が「DISわぁるど in 山形」の会場で開催されると聞き、参加してきた。
インターネットが通じなくてもAIが使える仕組みと機能を搭載

「もうCopilot+ PC が欲しくてたまらないんですけど!」
MOEKO●日々の仕事でMicrosoft Copilotが欠かせなくなった今、次のPCはMicrosoft Copilotをはじめ、Windows 11で提供されるAIを利用した便利な機能を利用するのに最適なCopilot+ PCが欲しいな、なんてひそかにもくろんでいます。
でもまだ使ったことがないので、実際のところどうなのかな、という疑問もあったりします。そこで9月10日から2日間にわたり山形県山形市で開催されている「DISわぁるど in 山形」(2025年9月10・11日)に来ています。その会場で開催されている「Copilot+ PC操作体験会」でCopilot+ PCを実際に触って、どんな感じか確かめたいと思います。
村橋さん●MOEKOさん、初めまして。Copilot+ PC操作体験会の講師を務めさせていただきます、村橋 茜といいます。よろしくお願いします。
MOEKO●こちらこそ、よろしくお願いします。今日はCopilot+ PCを実際に操作できるんですよね。
村橋さん●はい、Copilot+ PCでいろいろなAI機能を体験していただきますので楽しんでくださいね。MOEKOさんはMicrosoft Copilotは使ってますか?
MOEKO●はい、Microsoft Copilotがないと困るくらい仕事でお世話になってます。

村橋 茜 氏
村橋さん●Microsoft Copilotはインターネットを通じてクラウドで利用しますよね。ではインターネットが通じないときはどうしますか。
MOEKO●考えたことなかったです。深刻に困りますね。
村橋さん●Copilot+ PCはインターネットが通じなくてもAIが使えるんです。全てのCopilot+ PCには小規模言語モデル(SLM)が搭載されているため、高性能なNPUとCPU、GPUといったハードウェアと相まって、Copilot+ PC単体で快適にAIが利用できます。
例えばWeb会議で自分の映像の背景処理とか、音声のテキスト化、翻訳など、リアルタイムなAI処理が必要な場合にCopilot+ PCが活躍してくれます。しかも消費電力を抑えてくれるので、バッテリー消費を気にすることなくAIが使えます。
MOEKO●やっぱりCopilot+ PCってすごいんですね!

MOEKOさん
ダイワボウ情報システム(DIS)に勤める入社2年目の営業職。
村橋さん●せっかく目の前にCopilot+ PCがあるので、実際に使ってみましょう。Copilot+ PCに搭載されているAI機能にはWindows スタジオ エフェクト、コクリエーター、ライブ キャプション、生成フィル、生成消去、改良されたWindows検索、リコール、クリックで実行などがあります。
まずWindows 11のカメラアプリを起動してみましょう。右上にカメラアイコンがあるのでクリックしてみてください。するとWindows スタジオ エフェクトのメニューが表示されます。そこで「自動フレーミング」をオンにして、身体をゆっくりと左右、上下に動かしてみてください。
MOEKO●うわっ、面白い。身体を動かすと何も操作していないのにカメラが勝手に追従してくれますね。
「アイコンタクト」をオンにすると目線を外しても目線がカメラに向いてる、不思議!
村橋さん●こうしたAI処理はCPUでもできるのですが、CPUだと消費電力が大きくなってしまいます。Copilot+ PCには高性能なNPUが搭載されているので、CPUに負荷をかけることなく低消費電力でAI処理ができるのも魅力です。試しにタスクマネージャーでCPUの負荷を確認してみてください。
MOEKO●本当ですね、CPUに負荷がかかってない。
さまざまなアプリ上でCopilot+ PCのAI機能が使える
村橋さん●次にコクリエーターを使ってみましょう。これは手書きのスケッチに対して、自然な日本語で指示するとイラストを仕上げてくれる機能です。この機能でポイントとなるのが著作権チェック機能で、例えばユーザーが有名なキャラクターに仕上げるあるいは似せる指示を出しても実行されないので安心して使えるんです。
それから生成フィル、生成消去も便利ですよ。Microsoft フォト アプリを起動して、サンプルのウミガメの写真を開いてみてください。写真のウミガメを生成消去で消してみましょう。
MOEKO●え、こんなに簡単に消せるんですね! 画像の中で消したい部分を塗りつぶすだけで瞬時に消してくれて、消した部分がほかの背景と同化されて自然な仕上がりになってます。写真に写り込んだ看板とかを消すのに便利ですね。
村橋さん●ライブ キャプションも感動しますよ。
MOEKO●ほんとだ、リアルタイムで翻訳してテキストで表示してくれる。もう通訳いらないじゃないですか、のレベルですね!
村橋さん●ライブ キャプションは翻訳だけではなく、例えば音を出せない場所で映像コンテンツを楽しみたいとき、音声をテキスト表示させて鑑賞するという使い方もできます。
そして先ほどのWindows スタジオ エフェクトやライブ キャプションなどのAI機能はCopilot+ PCで提供されるので、さまざまなアプリ上でCopilot+ PCのAI機能が利用できるというメリットもあります。


あのデータ、あのファイルが簡単に探し出せるAI機能もある
村橋さん●それから毎日の仕事を効率化してくれるのが改良されたWindows検索やリコールです。仕事に必要なデータやファイル、情報を探すのに、非常に多くの時間を費やしています。この作業を効率化するだけで、仕事のスピードが格段にアップします。
これまでデータやファイルを探すとき、ファイル名が分からないとお手上げでした。改良されたWindows検索では必要なデータやファイルを、自然な日本語でファイルの中身を含めて探し出すことができます。さらにリコールではPCで行った全ての操作が時系列で記録され、あいまいなキーワードや指示(プロンプト)で情報を探し出すことができます。これらの機能もCopilot+ PCでしか使えません。
MOEKO●私もデータやファイルを探すのにたくさんの時間を費やしているので、改良されたWindows検索やリコールを使えば定時に帰宅できそうです。
時間はお金に換算できない貴重な資源ですよね。Copilot+ PCを使えば、時間の節約と有効利用が実現できそうです。もうCopilot+ PCが欲しくてたまらないんですけど!
みなさん、私が参加したCopilot+ PC操作体験会は「DIS ICT EXPO in 群馬」(2025年10月21日・Gメッセ群馬:群馬県高崎市)と「DIS ICT EXPO in 浜松」(2025年11月13日・アクトシティ浜松:静岡県浜松市)でも開催されるので、ぜひぜひ参加してCopilot+ PCのすごさに感動してください。
