メールの文章を作る

 まずは、メールの文面を作文ツールでちゃんと作ってもらおう。なお、作文ツールはOSの機能なので、標準のメールアプリだけではなく、いろいろなアプリで利用できる。今回は、Gmailで利用している。
 特に便利なのが、音声入力→作文ツールという使い方だ。言いたい内容を音声入力で適当にテキスト化しておき、作文ツールで整えていくわけだ。

Gmailに音声入力でコメント的に伝えたいことを入力したら、選択して作文ツールを起動する

簡潔やプロフェッショナルに書き換えると文面がちゃんとする。仕事に使うなら、プロフェッショナルがおすすめだ

長文を作成してもらう

 もっとしっかりした文章を作りたいときには、作文ツールからChat GPTを呼び出して利用可能だ。単体のChat GPTを使って作成した文章をコピペなどする必要がなく、作文ツールから必要に応じて利用できるのが便利だ。
 Chat GPTを使うには、作文ツールの一番下にある「作文」をタップして作業を進めていく。

作文ツールの一番下の「作文」をタップ
作ってほしい書類の内容を伝える
こんな文章ができあがった。時短効果は絶大だ

Word上でも使える

 作文ツールはGmailだけでなく、他のアプリでも利用可能。今回は、例としてWordで作業してみた。Word上で業務委託契約書を作成してもらうことにしたのだ。相手の名前や業務の内容、期間などを命令すると、しっかり反映した書類を作ってくれる。
 iPhoneで作業しても、OneDriveにファイルを保存しておけば、作成した書類はパソコンでも利用できるわけだ。移動中のちょっとした空き時間にかなりの作業ができてしまうのは、大変に素晴らしい。
 Apple Intelligenceには、まだ他の便利な機能もあるので、次の機会にも紹介していきたいと思っている。

Apple Intelligenceの作文ツールをWord上で使って業務委託契約書を作った
指定した内容が入っているので、単なるひな形ではないのがいいところ
Wordに反映すると書類がほぼ完成する。見直して作業終了だ