ビジネス用途のアカウントにおすすめの「広告」機能

Instagramのフィード投稿やストーリーズ投稿などは、基本的に自分のアカウントをフォローしている人を中心に閲覧されます。リールについては、ある程度フォロワー外にも届きますが、どのぐらいの範囲までリーチするかは、実際に投稿してみないとわからないことがほとんどです。しかし、自社からの発信の中には、フォロワーだけではなく、フォロワー外にもより広く届けたい情報がありますよね。

  • 新商品やサービスが出たので、認知を広めたい
  • フォロワー数が少ないため、重要な情報を投稿してもなかなか広がらない
  • 期間限定の商品やサービスをアピールしたい
  • 特定のターゲットだけに、商品・サービスを知って欲しい

そんな時は広告を活用しましょう。低予算で出稿することができ、期間や予算も自由に設定することができます。また、Instagramのアカウントを開設したばかりで、フォロワーが少ない時にも有効な手段の一つとして活用できます。

Instagram広告を使う前の準備

Instagram広告を活用する前に以下の項目について検討しておきましょう。

【1】目的を明確にする

広告を通してどんな成果を上げたいかを明確にします。

    例)
  • 商品やサービスの認知の向上
  • Webサイトへの送客を増やす
  • 商品の購入促進 など

【2】ターゲットの設定

広告を届けたいユーザー属性を設定します。Instagram広告では、以下の属性を絞り込んで広告を出すことができます。

  • 年齢
  • 性別
  • 地域
  • 興味・関心など

【3】広告予算とスケジュール

広告に使う予算と配信期間を決めておきます。特に新商品や新サービスをリリースする場合、スタートのタイミングはどこに合わせるかなど、ものによっては緻密に投稿日や広告開始日(終了日)を決めておく必要がありますので、検討しましょう。

どのぐらいの予算が適切かは、目標設定や事業の規模によって変わってきます。もし広告を使うのが初めての場合は、1日1000円程度で4~5日試してみましょう。どんなパフォーマンスが出るか数字(リーチ/インプレッション数、いいね、保存数など)を見てみてから本格的に予算を決めることをおすすめします。

まずは、【1】〜【3】の3点について決めておき、その後Instagramの投稿を作成します。なお、前回解説した「キャンペーン」の投稿を広告として使用するのもおすすめです。より広告の効果が大きくなる可能性がありますので、検討してみてください。

まとめ

Instagramの広告は、他のインターネット広告と比較すると簡単に出稿することができます。ただし、成果を上げるためには、目的や対象者、予算・期間などはしっかり決めておくことが必要です。まずは事前に検討しておくことをしっかり押さえつつ、進めていきましょう。
次回は、具体的にInstagram広告を出稿する方法について解説します。