新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことをきっかけに、オフィス回帰の傾向が強まっている。これにより、会議室に従業員が集まって行うオフィスのプレゼンテーションが復活してきた。オフィスのプレゼンテーションでは、作成した資料を素早く共有できる環境を作りたい。また、オフィス回帰と同時に、ハイブリッドワークも定着しつつある。ハイブリッドワークのプレゼンテーションでは、オンラインの参加者と現地の参加者がストレスなくやりとりできる環境を整えたい。それぞれの希望をかなえるのが、パナソニック コネクトが提供するワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」と、360度カメラスピーカーフォン「PressIT360」だ。

ワイヤレスで手軽に映像共有

 会議室で行うオフィスのプレゼンテーションには、パナソニック コネクトのPressITをお薦めする。

 PressITは、ワイヤレスで画面共有が行えるシステムだ。映像を受け取る機器に設置する受信機と、映像を送信する機器に設置する送信機をセットで提供している。受信機をモニターやプロジェクターにつなぎ、送信機をノートPCにつなげば、ほかにケーブルをつながずワイヤレスで資料が投映できるのだ。机上がごちゃつかず、すっきりした状態でプレゼンテーションが行える。

 映像の送信は、送信機の天面にあるボタンを押すだけで実行可能だ。複雑な手順がないので、新規に導入した場合でも操作に迷わず使用できる。送信する映像はフルHDに対応しているため、画質を落とすことなく映像共有が行えるのだ。

 送信機の接続端子がHDMI/USB Type-Aの「TY-WPS1」と、接続端子がUSB Type-Cの「TY-WPSC1」の2種類をラインアップしており、ノートPC以外にもスマートフォンやタブレットの映像も共有が可能だ。映像を送信したい機器に合わせて製品が選択できる。

 PressITは、使用するに当たって特別なソフトやドライバーをインストールする必要がない。送信機を挿すだけで使い始められるので、簡単に画面共有が行える。1台の受信機に対して最大32台の送信機を接続できるので、大会議室でのディスカッションやプレゼンテーションの際も手間なく機器を設置可能だ。

PressITは、送信機の接続端子がUSB Type-CのTY-WPSC1もラインアップしている。

Web会議で円滑なやりとりを実現

 オンラインの参加者がいるハイブリッドワークのプレゼンテーションでは、PressIT360を活用すると良いだろう。

 PressIT360は、360度カメラ・マイク・スピーカーが一体になったWeb会議用端末だ。PCとはUSB Type-Cケーブル1本だけで接続でき、簡単にセッティングが行える。

 PressIT360の魅力の一つは、5種類の映像表示モードを変更できる点だ。会議室の様子を360度で映しつつ、最大2人の話者にフォーカスする「分割ビュー」、会議室の話者にフォーカスする「一人ビュー」、最大4人の話者にフォーカスし、話者画面の上に緑バーを表示する「集合ビュー」、360度の全体画面を180度ずつ2段の画面で表示する「全周ビュー」、位置を固定した映像を表示する「固定ビュー」から選択できる。

 参加者の配置や人数で映像表示モードを変えれば、オンラインの参加者へ、オンライン越しの参加者の表情や雰囲気を的確に伝えられるのだ。ハイブリッドのプレゼンテーションで問題になりがちな意思疎通の取りづらさを解消する。

 クリアな集音・拡声が行える点もPressIT360の特長だ。PressIT360は、水平360度・半径約5mの範囲まで音声認識ができる。エコーおよびノイズキャンセリングと音声均一化機能を搭載しているため、明瞭な音声を届けられ、オンラインの参加者にオンライン越しの雰囲気を伝えられるのだ。本体に搭載されたスピーカーもメリハリのある音圧で、聞き取りやすい音声を届ける。オンライン/現地問わず、参加者同士で自然な会話が行える。

 PressITでオフィスのプレゼンテーション、PressIT360でハイブリッドワークのプレゼンテーションを快適に行おう。