Adobe Firefly
・ Firefly web版のホームが刷新
・生成モデルに「Firefly Image Model 5」が追加(プレビュー版)
・「画像を編集」を実装(ベータ版)
テキストプロンプトを使用して、画像内のオブジェクトや背景を追加、削除、変換
・サウンドトラックを生成(ベータ版)
雰囲気、スタイル、目的、エネルギー、テンポを指定して、サウンドトラックを生成
・音声を生成(ベータ版)
テキストプロンプトで、様々な声、トーン、アクセントのオーディオクリップを生成
・動画を編集(ベータ版)
ブラウザー上で直接動画を編集できるwebベースのアプリを実装
・パートナーモデルの追加
・一括で背景を削除して置き換え
・複数の画像を同時にカラーグレーディング
・複数の画像を同時に切り抜く
・Fireflyボード正式リリース[9/24]
参考サイト:Adobe Fireflyの新機能
Adobe Photoshop
・「調和」の実装
オブジェクトと背景を合成時に、ライティング、カラー、シャドウ、その他の詳細をAIが自動で調整
・「生成アップスケール」の実装
解像度の低い画像のアップスケールをAIがサポート
「Firefly Upscaler」、「Topaz Gigapixel」、「Topaz Bloom」を選択可能
・「生成塗りつぶし」にNano BananaとFluxを搭載
・新しい色調補正パネル「カラーと自然な彩度」
・「被写体を選択」と「背景を削除」の強化
・Photoshop内でAdobe Stockの画像を取り込みが可能
・Photoshopの画像をAdobe Fireflyに共有して動画を生成
・Photoshop Android版の提供開始
Adobe Illustrator
・フォントメニューのアップデート
フォントを用途・目的別に分類できる「ライブラリ」を実装
Adobe Fontsのフォントをアプリ内で検索できる「もっと探す」を実装
・ベクターを生成、新モデルの追加
より高品質な「Firefly Vector 4」が選択可能
・幾何学ガイドの新設
「スマートガイド」の一種として実装され、垂線や接線などのより細かい位置合わせをアシスト
・グラデーションとカラー機能の向上
グラデーションのプリセットの増加
従来のグラデーション(クラシック)に加え、「知覚的」を追加(中間色の濁りを減少)
・アートボードの機能の向上
アートボード上のオブジェクトをロック可能
アートボードの背景色を設定可能
・ターンテーブル(ベータ版アプリ)
ベクターイラストの描かれていない背面までAIが補完し、上下左右に回転できる機能(第52回記事で紹介)
Adobe InDesign
・コンテンツの変更に動的に適応するレイアウトを作成
フレックスレイアウトを使用して動的なデザインを作成し、コンテンツの変更に簡単に対応
・WindowsのGPUパフォーマンスでスムーズなレンダリングが可能
・クラウドドキュメントをシームレスに管理・共有
・数式にスタイルと書式を適用
数式にフォントスタイル、サイズ、色など書式設定が適用可能
・Adobe Expressでテンプレートを簡単に参照・編集
参考サイト:InDesignの新機能
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まとめ
今回は、Adobe Firefly、Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe InDesignの最新アップデートの注目機能を紹介しました。
どのアプリも生成AIを中心とした新機能や強化が多く、これまで以上に効率的なワークフローの構築が期待できます。AIとクリエイティブの融合が進む中で、制作の自由度とスピードの両立がますます現実的になってきています。
アップデート内容の詳細については追って紹介していく予定です。次回は、Adobe Lightroom、Adobe Premiere、Adobe Expressのアップデート情報について紹介します。






