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新しいMSIロゴを採用したビジネスノートPC「Summit B14」

新しいMSIロゴを採用したビジネスノートPC「Summit B14」

2021年01月27日更新

外観デザインにこだわり新ロゴを採用

Summit B14

高性能なゲーミングPCやクリエイター向けのハイエンドPCを主力として展開するMicro-Star International(MSI)だが、ビジネス向けのノートPCも手掛けている。今回の最新ガジェットは、新たにビジネス向けモデルとして投入された「Summit」シリーズの14インチノートPC「Summit B14」を取り上げる。Summit B14は、これまでのノートPCと何が違うのか。製品の魅力と合わせて探っていく。
text by 森村恵一

画像/動画編集が快適にこなせる

 Summit B14がターゲットとするのは、MSIがビジネス&ライトクリエイターと称する客層だ。具体的には、28~45歳くらいの年齢で、営業やマーケティングなどのビジネスに従事しつつ、「Photoshop」や「Illustrator」といった画像/動画の編集ソフトも併用しているようなビジネスパーソンを対象としている。Summit B14は、Microsoft 365に代表される業務アプリを利用しながら、編集ソフトなどの負荷のかかる処理にも対応する性能を提供する。

 プロセッサーには、高速な画像処理を実現する「インテル Iris Xeグラフィックス」を内蔵した第11世代のインテル Core i7プロセッサーを搭載。高性能なプロセッサーと画像処理の性能に合わせて、最新のPCIe Gen4対応のSSDを採用し、ストレージ性能もPCIe Gen3対応のSSDを搭載したノートPCと比較し、最大2倍の高速化を実現している。

 単体のノートPCとしても高性能なSummit B14だが、利便性も備えている。HDMIやThunderbolt 4(Type-C)ポートを搭載しており、最大で2台の外部モニターと接続が可能だ。テレワークで作業する場合、14インチのフルHD画面でも十分使いやすいが、2台の外部モニターが利用できると、快適さはさらに増す。ちなみに、タブレット端末をサブディスプレイとして使用できる「Duet Display」という機能も搭載している。テレワークでの業務効率アップには、大きなモニターや複数台のモニター利用がお薦めなだけに、マルチディスプレイ対応は注目に値する。加えて、テレワークをサポートする機能として、Windows Helloに対応した指紋認証リーダー、WebカメラのOn/Offが一目で確認できるLEDランプ、スピーカーやマイクのノイズキャンセリング機能などを搭載している。

強靭さと美しさを兼ね備えた本体設計

 Summit B14は、機能面だけではなく、筐体設計にも力を入れている。アルミニウム合金パネルを採用して重量1.3kgの軽さと1.69mmの薄さを実現しただけではなく、米国国防総省が制定している軍事規格の「MIL-STD-810G」に準拠した耐久性を確保している。振動や落下、気圧、温度などの変化に耐え得るボディ剛性がある。

 MSIのノートPCは、ゲーミング用途としてのイメージが強く、七色に輝くキーボードやドラゴンのロゴが印象的だが、Summit B14はそうした派手なデザインは抑えて、ビジネスシーンにマッチした渋い設計になっている。ロゴの刷新を行い、黒を基調とした本体の天板に配されたゴールドのMSIのロゴと、ホワイトのシングルカラーバックライトで浮かび上がるキーボードにより、見た目のカッコ良さも演出している。

 実際に使ってみると、1.5mmの押し込みの深さがあるキーボードは打鍵感がよく、長時間のタイピングでも疲れにくかった。タイピングの頻度が多いユーザーならば、安定した入力作業に活用できるだろう。ボタン一体型のタッチパッドは大きくて使いやすい。インターフェースは、HDMIやUSB 4.0 Type-Cのほかに、microSDカードリーダー、USB Type-A×2、オーディオコンボジャックが用意されている。バッテリーは最大10時間の駆動が可能で、USB Power Deliveryによる充電にも対応する。

独自の管理ソフトでカスタマイズ

 Summit B14には、システムの使用率の監視やパフォーマンスの調整、ファン回転数の設定といったシステム全体の監視・設定を一括で管理できるソフト「MSI Center」がプリインストールされている。例えば、システムやバッテリーの状態を確認できる「System Diagnosis」という機能を使えば、Windows 10標準のバッテリー設定よりも詳細な情報を確かめられる。ほかにも、ユーザー設定に基づいて、主に使用するソフトにシステムリソースを割り当てられる「Optimization」や使用環境に合わせてパワーやバッテリーのバランス調整ができる「User Scenario」などの機能が用意されている。MSI Centerを活用すると、ビジネスかクリエイティブかという利用シーンに合わせた性能のチューンアップが可能になる。

 Summit B14は、ゲーミングやクリエイティブに特化したノートPCを数多く開発してきたMSIならではの技術とノウハウが凝縮されている。3年先や5年先も快適に使えるノートPCを求めるのならば、十分に満足できる性能を手に入れられる。MSIのイメージするビジネス&ライトクリエイター層だけではなく、快適なテレワークやアフターコロナのビジネス環境を見据えたモビリティを求めるビジネスパーソンにも提案できるハイエンドノートPCだと言えるだろう。

Windows Hello対応の指紋認証リーダーを利用すれば、マスクを着用していてもすぐにサインインして作業に取りかかれる。
写真は試作機のため英語配列キーボードだが、国内発売製品は日本語キーボードを搭載する。

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