Instagramの「DM」とは?

Instagramの「DM(ダイレクトメッセージ)」は、他のユーザーと非公開でメッセージのやり取りができる機能です。1対1はもちろん、少人数のグループでの会話も可能です。テキストだけでなく、画像やリンク・スタンプ・音声なども送ることができ、フォロワーとのコミュニケーションや問い合わせ対応、キャンペーン参加などに活用されます。

DMには以下の手順でアクセスします。

【1】ログインした状態でInstagramを起動

右上の吹き出し型のアイコンをタップします。

【2】DMの画面に遷移

過去にやり取りした履歴が一覧で表示されます。新しく会話を始める時は、右上のアイコンをクリックしましょう。

【3】「新規メッセージ」の画面が表示される

宛先にやり取りをしたい相手のユーザーネームや名前を入れて検索します。

【4】相手のプロフィールアイコンと名前が表示される

「メッセージを入力」にテキストを入力し、送信します。

▲DMで問い合わせをしてきたユーザーとのやり取り

Instagramのアルゴリズムの進化により、単なる「表示回数」や「いいね数」よりも、よりエンゲージメント(関係性)が重視されるようになりました。DMは、まさに「深いつながり」を生むためのツールです。フォロワーと1対1で会話ができるDMをうまく活用し、「接客ツール」として役立てましょう。

DMの基本機能でできること

InstagramのDMでは、以下のような機能を使うことができます。

  • テキストでのメッセージ送受信
  • スタンプやリアクション(ストーリーズのリアクション)の送信
  • ストーリーズからの返信の送受信
  • 画像や動画の添付
  • リンクの送信 など

こうした機能を使うことで、単に「投稿を見て終わり」ではなく、ユーザーからのアクションに繋がるやり取りが生まれる可能性があります。

DMの具体的な活用例

問い合わせ対応 「この商品の在庫はありますか?」「どこで買えますか?」といった質問にDMで丁寧に回答することで、信頼感を高め、購入につなげることができます。
ファン作り ストーリーにリアクションしてくれた人へ、感謝を伝えるDMを送ってみましょう。グッと距離が近づきます。
キャンペーン活用 「DMで『〇〇希望』と送ってくれた方にクーポンを配布」など、DMをフックにした参加型のキャンペーンに活用できます。
自動応答の活用 Instagramのプロアカウントでは、よくある質問に対して、自動返信を設定することができます。問い合わせ対応を効率化することができます。

ただし、以下のことに注意して使用する必要があります。

DMのNG行為

  • 一方的な営業やDMは不可。スパム扱いされるケースもあり、信用を失う原因にもなります。
  • 返信のスピードを意識すること、また丁寧な言葉づかいで接するようにしましょう。
  • DMは非公開でのやり取りにはなりますが、顧客の個人情報やプライバシーへの配慮は忘れずに。

DMを使うことで、ユーザーが不快に思うような行動はNGです。

まとめ

Instagramは「見せるだけ」のSNSではありません。DMをうまく活用することで、フォロワーとの繋がりを深め、親しみを持ってもらうきっかけ作りにも役立ちます。また、顧客の「困った」に丁寧に対応することで、信頼関係を築くことも可能です。
SNSの運用方法によっては、DMでのやり取りをしない方針の場合もあるかも知れませんが、可能であれば相手から来たものに対しては、何かしらの反応はしたいもの。「ユ-ザーとの繋がりを深めるための接客ツールの1つ」と前向きにとらえて、活用してほしいと思います。