自動で読みやすくしてもらう

 まずは、Copilotによる自動書き換えを紹介しよう。この機能は、プロンプトの入力すら必要ない。テキストをドラッグなどで選択したら、左側に表示されるCopilotのアイコンをクリックする。
 メニューが表示されるので「自動書き換え」をクリックするだけでOKだ。このように、Copilotは右に表示されるウィンドウ以外でも利用場面が多いので、見落とさずに使っていきたい。

文章を選択してCopilotのアイコンをクリック
メニューから「自動書き換え」を選ぶ

書き換え候補を選んで使う

 自動書き換えを実行すると、内容を書き換えた文章がダイアログに表示されるので、読んでチェックしてみよう。イマイチだと思ったら、矢印をクリックして別の候補に切り換えればいい。候補は合計3つ作られるので、説明の内容や文章量を考えて選ぶ。もちろん、一部が好ましくないなら、あとで編集してブラッシュアップすればいい。テキストは、置き換えることができるので、内容をよく確認して入れ替えれば終了だ。

読みやすく書き換えてくれた
別の候補を表示して内容が良かったので、置き換える
テキストが置き換わった

「ですます」「だである」も修正できる

 個人的によく使っているのが、「ですます」と「だである」の置き換えだ。社内用の文章を社外に出すために「ですます」に書き換えるようなケースは多いだろう。こんな時にも、すべて手作業で行うより、Copilotにまかせた方が早い。もちろん、最終的に確認は必要なので、ミスがないことをチェックして採用しよう。
 次回は、テキストを表や図解にしていく。

この部分のテキストを「だである」に直す
プロンプトに書き込むだけでOKだ
今回は比較しやすいように下に挿入したが、書類として使うときには置き換えればいい