前回は第5回 Facebook広告を出稿してみよう<後編>(Facebook-第5回)第7回 Facebook広告を使ってフォロワーを増やしてみよう(Facebook-第7回)に分けてFacebook広告の出稿について解説しました。実際に記事の中で提示した予算でFacebook広告を出稿しました。本稿ではFacebook広告を出稿した後、どのように数字が変化したかを実数を報告しつつ、どう検証していくかを解説します。

広告を出稿する前の数値

  • リーチ数:169
  • エンゲージメント:7(リンクのクリック数:0)

広告予算と金額

予定では、3,000円×7日間(合計21,000円)だったのですが、実際には3,000円で7日間+3,000円×6日間(合計21,000円)いう予算配分で出稿しています。
配分は変わっていますが、合計予算は変わっていません。

●広告A:3,000円で7日間=合計3,000円
●広告B:3,000円×6日間=合計18,000円

とします。

結果が閲覧できる画面を表示しよう

Facebookにログインした状態で、広告をかけた投稿を表示させます。まずは枠で囲んだ箇所をクリックしてみましょう。

「投稿の詳細」が表示されます。リーチした人数、エンゲージメント(いいね!、コメント、シェア)、投稿のクリック数がわかります。オーガニック投稿(広告をかけていない投稿)と広告をかけた投稿の合計数が表示されています。

次に、右上の×をクリックして投稿画面に戻り、枠で囲んだ箇所をクリックしましょう。今後は広告の成果のみを表示させることができます。

今回は、2つに分けて広告を出しているので、さらに右側に表示されている矢印をクリックします。

隠れたエリアが表示されるので、こちらをクリックすると前回の広告結果が表示されます。
リンクのクリック数、リーチ数、リンクのクリック単価に加えて、投稿のエンゲージメントなどが表示されます。2種類を比較してみましょう。

▲広告Aの結果表示
▲広告Bの結果表示

さらに画面をスクロールしていくと、「オーディエンス」が表示されます。広告Aと広告Bの「興味・関心」が異なっているため、リーチした層が異なることがわかります。
※オーディエンスは、Facebookページ管理者としての権限によっては閲覧できない場合もあります。

▲広告A
▲広告B

※タブを切り替えることで、他の項目も閲覧できます。

どちらも全国の男女をターゲットにして出稿していますが、年齢や興味関心を変えて出稿しています。

広告A 広告B
年齢 25~50歳 18~65歳
興味関心 興味関心:音楽、映画、ドラマ映画、お酒またはグルメ・食通 など Yahoo!ショッピング、楽天、Zozotown,楽天市場、ヤフー、ヤフオク!など

この結果、広告Aは「25-34歳男性」「25-34歳女性」「45-54歳男性」「45-54歳女性」と、狙った層にリーチしていますが、広告Bは「18-24歳男女」という若年層へのリーチ数が圧倒的に多いという結果になっています。

スマートワーク総研の狙っているターゲットとしては、広告Aの方が近い層になっています。次回からのターゲットの絞り方は、広告Aの方が参考になりそうという予測が立ちます。

広告前と広告後の数値を比較してみよう

リーチ数、投稿のクリック数、リンクのクリック数を表にまとめました。

項目 広告前 広告後
リーチ数 169 48400
投稿のクリック数 7 210
リンクのクリック数 0 184

リーチ単価、リンクのクリック単価の比較(広告A/広告B)

項目 広告前 広告後
リーチ単価 0.47円 0.43円
リンクのクリック単価 136円 101円

スマートワーク総研の場合、Facebook広告を導入する一番の目的は、「Webサイトへの送客」です。そうすると、最もチェックすべき数値としては「リンクのクリック数」とその単価ということになります。

広告の結果からわかること

今回の広告では1リンククリックにつき136円と101円という結果が出ました。そうすると、Facebook経由でのリンクのクリック数(=Webサイトへの誘導数)をどのぐらい伸ばしたいかによって、だいたいの予算も見えてくるでしょう。

100件のアクセスを増やしたい場合は10,000~15,000円、1000件のアクセス数を増やしたければ、その10倍と考えておきます。

まとめ

このように、広告と検証はセットになっています。広告を出稿する前に、まずは目的を明確にすること、どの数値を検証していくのかを決めておくことが大事です。またターゲットの絞り方は、今回の事例のように2種類(以上)設定してみるのもおすすめです。

更に今後クリック単価を下げるためには、Facebook広告に使った投稿のクリエイティブ(投稿に表示される画像)や投稿文の中身などについても検証やテストが必要になりますが、まずは自社で広告を実行した時に、どのぐらい予算をかければどんな結果になるのかを把握しておきましょう。