グローバルでB2Bビジネスへの注力が強まる中、その一環として世界各地でオフィスのリノベーションが進められている。こうした背景の下、ロジクールは2026年3月に、自社オフィスのリニューアルを行った。本記事では、ロジクールオフィスの特長とリニューアルの狙いについて、詳しく紹介していく。
体験型ショーケースとしてのオフィス
ロジクール 法人事業本部 パートナー営業部 シニアアカウントエグゼクティブ 稲田健一氏は、リニューアルしたオフィスについて次のように語る。「『場所を選ばない、創造的な働き方の実現』を体現する空間として、オフィスのリニューアルを行いました。お客さまがオフィス移転やビデオシステムの入れ替えを計画する際、参考にしてもらえるよう、オフィスを体験型のショーケースとして活用しています。そうした思いも踏まえ、当社はオフィスツアーを実施しています。販売店さまにおかれましても、お客さまへのご提案の場として、ぜひ本ツアーをご活用ください」
それでは、リニューアルしたオフィスの詳細を見ていこう。入り口には、座席・会議室予約システム「ロジクール View」を用意している。大型のタッチスクリーン上に表示されたフロア図面から、利用可能なスペースの検索と予約を直感的に行えるのだ。


一人ひとりの表情まで見える役員会議室

法人事業本部
パートナー営業部
シニアアカウント
エグゼクティブ
稲田健一氏
「Renoir」は最大16名を収容可能な中規模の役員会議室だ。役員会議室にはスムーズに会議を開始できることに加え、一人ひとりの表情まで捉えられる高い視認性が求められる。そこでRenoirは卓上型カメラ「ロジクール Sight」(以下、Sight)と、会議コントローラー「ロジクール TAP」によって、これらの要件に応えている。
二つの製品について、ロジクール シニアプリセールスマネージャー 高井 淳氏はこう語る。「Sightでは、搭載したAIが誰が話しているか、どちらを向いているかを特定します。発言者ごとに最適な視点の映像を自動で切り替えて送信するので、遠隔の参加者にも臨場感を伝えられます。RenoirにはSightを2台設置しており、最大8名を正面から映すことが可能です。VIPが部屋の奥に座る場合でも、クリアな映像を提供します。ロジクール TAPは、会議の開始や参加をワンタップで簡単に行えます。直感的な操作で、ビデオ会議システムの管理・制御が実行できるのです」



柔軟性を備えた大規模会議室

シニア
プリセールス
マネージャー
高井 淳氏
ロジクールオフィスの会議室には、世界的に有名な画家の名前が付けられている。「Da Vinci」はセミナールームや教室としての利用を想定した、最大40名を収容可能な大規模会議室だ。多人数・多目的利用に対応するため、柔軟性と拡張性を重視した設計となっている。机のレイアウトは自由に変更でき、講義形式だけでなく、通常の会議室レイアウトにも対応可能だ。
広い空間やレイアウト変更に柔軟に対応するため、部屋の正面に一体型ビデオ会議システム「Rally Bar」を設置するだけでなく、部屋の後ろにPTZカメラ「RALLYカメラ」も設置している。これによりどのようなレイアウトのときでも、講師や会場全体を適切に捉えた撮影が可能となる。さらに、拡張マイクをペンダントマウントで天井から吊り下げることで、レイアウト変更時でも安定した集音環境を実現する。




検証と提案を支える実験スペース

法人営業本部
エンタープライズ営業部
カスタマーサクセス
マネージャー
馬場勇輔氏
「Picasso」は、顧客の要件や利用シーンに応じたデモやPoCを行うための部屋だ。海外で新発売された製品を日本で発売する前に持ち込み、検証する用途にも活用されている。その代表例が「ロジクール Spot」だ。「本製品は高度な人感センサーを搭載しており、予約されていても使用されていない会議室を自動的に開放し、ほかのユーザーが利用できるようにします。また、空いている会議室に人が入ると、その場で自動的に予約が実行されます。さらに、CO2濃度や空気中の有害物質、空気の流れを検知し、換気などの改善提案を行います」と、ロジクール 法人営業本部 エンタープライズ営業部 カスタマーサクセスマネージャー 馬場勇輔氏はロジクール Spotの特長を語る。
また、ホワイトボードカメラ「ロジクール Scribe」も備えている。AIが書き手やその影を認識して映像から除去するため、遠隔地の参加者は文字のみをリアルタイムで確認できるのだ。




