PC
業務でも使用できるChromebook
2023年10月にChromebookの新たな認定プログラムとして、Chromebookと比べて高い処理性能を備えたChromebook Plusが発表された。今回はChromebook Plusの新モデルとして、日本エイサーの14インチノートPC「ChromebookPlus 514 CB514-4HT-N38Q」(以下、CB514-4HT-N38Q)を紹介しよう。
CB514-4HT-N38Qは1,080pと高い解像度を備えるWebカメラと、AIを搭載したビデオ通話ツールを搭載している。ビデオ通話ツールでは画面の明瞭度や明るさの向上、バックグラウンドノイズの除去、背景ぼかしをワンクリックで行え、Web会議の質を手軽に向上させられる。これらの機能はGoogle Meet、Microsoft teams、ZoomなどWeb会議アプリの種類を問わずに利用可能だ。
モニターは10点マルチタッチに対応し、タブレットのようにズームやスクロール、タッチ操作が快適に行えた。さらに写真編集機能「消しゴムマジック」の削除範囲指定も、マウスによる範囲指定と比べて直感的に行いやすかった。また、手書きも快適に利用可能だ。プリインストールされている手書きアプリ「描画キャンバス」を用いれば、文字に下線を引いて部分的に強調したり、簡単な図解を描いたりもできる。CB514-4HT-N38Qは高度なWebカメラ性能と操作性を備えることで、業務でも活用できるChromebookだ。
Peripheral
縦置き可能なモバイルモニター
フリーアドレスでも広い画面で作業したい。そのためにモバイルモニターを持ち運びたいが、本体が重いと携帯しづらい。その悩みを解決するのが、VAIOの14インチワイドモニター「VAIO Vision+ 14P」だ。
VAIO Vision+ 14Pは、本体重量約325gの軽量設計を実現している。片手で簡単に持てるため、長時間ノートPCと共に運んでもモニターの重さが負担にならなかった。さらに本体の最薄部は約3.9mmなので、かばんに入れてもかさばらない。場所を取らずにあらゆる場所へ持ち運べるため、ハイブリッドワークにおいても自宅やオフィス、コワーキングスペースなどさまざまな場所で使うモバイルモニターとして活躍する。在宅勤務用のモバイルモニターを導入する必要がなくなり、自宅や外出先でもオフィスと同じモニター環境で作業できるのだ。
フリーアドレスのもう一つの課題が作業スペースだ。固定席がないため、必ず広い場所で業務が行えるとは限らない。そうした場合でも、VAIO Vision+ 14Pはモニターを縦置きできて便利だ。付属のカバースタンドを使えば、VAIO Vision+ 14PをノートPCの上に置けてコンパクトに使える。実際に縦置きにして作業したが、小さな机でも快適に仕事ができた。VAIO Vision+ 14Pはフリーアドレスやハイブリッドワークなど、場所を選ばない勤務で活躍する製品だ。
Goods
電源に挿すだけで消費電力を計測
電気料金の高騰が進む昨今、企業では経費削減に向けた節電の必要性が高まっている。節電の第一歩として、まずは自社の消費電力を把握することが重要だ。そうした要望をかなえるのが、9月中旬に発売を予定しているラトックシステムのWi-Fi ワットチェッカー「RS-WFWATTCH2」だ。
RS-WFWATTCH2は電源に挿すだけで機器の消費電力・電圧・電流・消費電力量・計測経過時間を計測し、計測した値からCO2排出量・電気料金を算出できる。複数個口のスイッチ付きタップとも併用可能なため、1台だけでなく、ノートPCやモニター、スマートフォンといった複数機器の消費電力を計測できた。
計測・算出したデータはPCやスマートフォンで確認できる。接続した機器の電力測定値をリアルタイムで表示する「リアルタイム計測画面」と、1時間・1日・1カ月の電力測定値を数値やグラフで表示する「累積ログ確認画面」で確認可能だ。累積ログはCSVとして出力もできるため、テレワークで使用した電気代を会社に申請する場合にも便利だ。
スマートフォンアプリを用いることで、外出先からでも計測データの確認や、接続している機器への電力供給オン/オフの切り替えもできる。外出先から消費電力を確認し、消し忘れが発覚した際には電源供給をオフにすることで節電につなげられるワットチェッカーだ。
Software
営業担当エリアをハイライトで可視化
外回りの効率的なルートを決めたり、エリアごとの顧客の傾向を分析したりするなど、営業で地図ソフトを活用するメリットは多くある。しかし、地図表示のみに特化したソフトだと自分が担当する営業エリアが把握しにくく、効率的な判断や分析が行いづらい。そこでお薦めなのが、円滑な営業を支える機能を豊富に備えた、ジャングルが提供する地図活用ソフト「スーパーマップル・デジタル25 全国版」だ。
スーパーマップル・デジタル25 全国版に顧客の郵便番号や住所を記載したxlsx/csv/txtファイルを読み込ませると、地図内に顧客企業の所在地や名称を表示可能だ。住所と共に従業員数をはじめとした備考も記載すると、名称と併せて備考も表示できる。
さらに、複数の行政区域を同時にハイライトできる機能を搭載する。一つの区域をハイライトした後に、右クリックメニューから「この位置をハイライトに追加」を選ぶと、別の区域もハイライトが可能だ。担当エリアのみをハイライトすれば、効率的な外回りルートの検討に役立つ。
さらに、ハイライト中の区域内の企業情報のみを表示する設定も可能だ。事前に読み込ませるファイルに、備考欄として企業規模などを書いておけば、エリア別の顧客の特徴を分析できる。本製品を活用して、効率的かつ戦略的な営業を成功させよう。
スーパーマップル・デジタル25 全国版
ジャングル
価格(税込):1万9,800円(全国版DVD)