複数人でのリモートの打ち合わせやオンラインセミナーなどが浸透する中、高性能なWebカメラが発売している。例えば、リモコンで角度を微調整できるものから、AI機能による自動フレーミングに対応しているものまである。非対面の打ち合わせやプレゼンなどで常に画面に映る発言者の画角を最適化することで、印象アップにつなげられるだろう。
※価格は全て税込

サステナブル素材採用のモニター

BR247Ybmiprx

日本エイサー
オープンプライス

 日本エイサーは、23.8インチモニター「BR247Ybmiprx」を発売した。178度の視野角に対応しており、横からでも閲覧がしやすい。ベゼル幅を狭く抑えたフレームレスデザインを採用したため、モニターを複数台横に並べるマルチディスプレイ環境でも作業しやすい。上下最大120mm、左右45度に調整可能だ。環境に配慮した電子機器や製品であることを示す米国の電子製品環境評価基準「EPEAT Silver認証」や、IT機器の持続可能性を評価する「TCO Certified」などの認証を取得。本製品の65%に「PCRプラスチック」を使用。製品のパッケージは100%リサイクル可能だ。環境に配慮した1台。

細かな調整も手元で完結

HS-HPW01BK

エレコム
2万1,340円

 エレコムは、低遅延ワイヤレスヘッドセット「HS-HPW01BK」を発売した。PCとは、USBアダプターを介してワイヤレスで接続する。本体側面に音量調節、マイクON/OFF、スピーカーON/OFFなどのボタンを備え、耳元での操作が可能だ。両耳オーバーヘッドタイプで、長時間使用にも安定して使える。また、40mmの高解像度ドライバーを搭載し、クリアな音質を実現。ヘッドバンドはアジャスターによって長さを適宜調整できる。アーム部分にはマイクの位置調整がしやすい「フレキシブルアーム」を搭載。声を拾いやすい角度に調整することで、スムーズに通話やWeb会議などが行える。

リモコンで容易に角度を微調整

CMS-V66BK

サンワサプライ
1万2,980円

 サンワサプライは、フルHD Webカメラ「CMS-V66BK」を発売した。標準時の水平画角82度+左右の首振り100度で最大182度までを映せる。Webカメラの左右の向きの調整、映像の拡大・縮小などのボタンを備えるリモコンを付属。カメラの向きの変更やズームなどを遠隔で行える。複数人での打ち合わせをする際も発言者が中央に映るように角度を微調整できるので、発言者へのフォーカスも容易だ。Web会議・授業などの黒板やホワイトボードと発言者の切り替えもリモコン操作で完結可能だ。レンズ横にマイクも内蔵し、PCと接続すればすぐにWeb会議をスタートできる。

目への負担を緩和する機能を充実

FlexScan S1504

EIZO
オープンプライス

 EIZOは、15インチスクエア型モニター「FlexScan S1504」を発売した。従来製品「FlexScan S1503-AT」で採用していた「Twisted Nematic」(TN)パネルから、視野角の広い「Vertical Alignment」(VA)パネルに刷新した。周囲の明るさに応じて画面輝度を自動調整する「Auto EcoView機能」も搭載し、眼精疲労を低減する。紙に似た風合いに画面を切り替えられる「Paperモード」も備えた。輝度調整には、LED光源の低輝度調整時に発生しやすい画面のチラつきをカットする「EyeCare調光方式」を採用している。これにより、ユーザーが気付かないうちに受けていた刺激を緩和可能だ。

小型筐体に高性能CPU・GPUを内蔵

ThinkStation P360 Ultra

レノボ・ジャパン
29万3,700円

 レノボ・ジャパンは、デスクトップワークステーション「ThinkStation P360 Ultra」を発売した。幅87×奥行き223×高さ202mmの小型な筐体に、第12世代インテル Core プロセッサーを搭載する。GPUはNVIDIA RTX A5000 Laptop GPUやRTX A2000を選択可能だ。解析やレンダリング、映像編集など負荷の高い作業に役立つ。ECCメモリーをサポートし、ECCとNon-ECCの二つの構成に対応する。DDR-5 4800MHzメモリーを採用し、最大128GBまで拡張可能だ。前面にUSB3.2のType-C×2とType-A×1、背面にはType-C×2、RJ-45×2 (2.5GbE、1GbE)、DisplayPort×3など豊富な端子を備えた。

ノイズ抑制&AI検出で投映

WB5023

デル・テクノロジーズ
2万2,770円

 デル・テクノロジーズは、QHD Webカメラ「WB 5023」を発売した。垂直解像度が1,440pで「Sony STARVIS 大型センサー」を内蔵。画面を遮らない一体型の「マウント クリップ」を採用しており、画面上部を遮ることなく、背面も煩雑にならない。「ノイズ リダクション マイク」を搭載しているため、周囲の雑音の抑制もできる。映像設定の調整が可能な「Dell Peripheral Manager ソフトウェア」にも対応している。「HDR」「AI自動フレーム」のほか、画角を65度、78度、90度のいずれかに設定できる「視野角」など豊富な機能を備え、設定を容易にカスタマイズして投映できる。