働き方の多様化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が加速する中、生産性向上、BCP対策といった観点から、オンラインストレージへの移行ニーズが高まっている。しかしオンラインストレージ導入に当たり、従来のファイルサーバーやNASとの操作性の違い、セキュリティ上のリスクが課題となっている。こうした課題を解決するのが、kubellストレージが提供しているクラウドストレージ「セキュアSAMBA」だ。

セキュアSAMBAの三つの特長とは

「セキュアSAMBA」の特長は三つある。一つ目が分かりやすい操作性だ。専用のPCアプリ「ドライブアプリ」をダウンロードするだけで、エクスプローラー内にセキュアSAMBAのドライブが割り当てられる。エクスプローラーと同様の操作性を再現しており、ファイルのアップロードやダウンロードはドラック&ドロップで行える。利用者のITリテラシーを問わずに利用できるのだ。

 セキュアSAMBAには目的のファイルを見つけやすくする工夫が盛り込まれている。ファイル名やフォルダー名検索に加え、ファイルにタグを設定することでタグ検索も行える。またフォルダー構成はツリー状となっているため、社内の部署や社外の取引先ごとにフォルダーを分けて管理することも可能だ。

 加えてセキュアSAMBAは、共有用のフォルダーにアップロードしたり、Webブラウザーからダウンロードリンクを発行したりするだけで、容易にファイルを共有できる。

 二つ目が高いセキュリティ性能だ。セキュアSAMBAは、ユーザーやグループごとにフォルダーのアクセス権限を設定できる。「読み取り/書き込み許可」「読み取り専用」「読み取り専用(ダウンロード不可)」「アクセス拒否」と、柔軟にアクセス権限を設定可能なため、不正アクセスのリスクを減少させられる。加えてユーザーごとに利用する端末の制御も行える。端末を紛失した場合も安心だ。

 三つ目が高いバックアップ性能だ。セキュアSAMBAは10世代前までのバージョンを保存しているため、ファイル内の情報を誤って削除・編集してしまっても、以前のバージョンの内容を容易に復元可能だ。さらにファイル自体を誤って削除してしまっても、削除ファイルはごみ箱に一時保存しているため安心だ。

 またセキュアSAMBAは、高い信頼性とセキュリティを備えるAmazon Web Service(AWS)の東京リージョンを利用してデータのバックアップを行っている。データは複数のアベイラビリティーゾーンに分散して保存されるため、BCP対策としても効果的だ。

使い慣れたエクスプローラーで操作できるため、新しく操作を覚える必要がないのだ。

企業規模に応じた柔軟なプラン

 セキュアSAMBAは、フリー、スタンダード、ビジネス、エンタープライズの四つの料金プランを用意している。フリーではユーザー数は2名、利用可能な容量は1GBまでだが、セキュアSAMBAの各機能を無料で利用できる。機能を検証したいユーザーに最適だ。スタンダード、ビジネス、エンタープライズでは、ユーザー数は無制限となっており、利用可能な容量が異なる。スタンダードは300GBの容量を利用可能で、社外共有のみでの利用やスモールスタートから開始したい顧客に向けて、ビジネスは500GBの容量を利用可能で、不特定多数へのファイル転送を行う企業に適している。そしてエンタープライズは1〜30TBの容量を利用可能で、既存ファイルサーバーからの全移行や複数部署・拠点でのファイル共有を行いたい企業に向いている。加えてダイワボウ情報システム(DIS)専用プランとして、スモール(100GB)とエンタープライズ(2TB・4TB)を用意している。また30TB以上利用したい場合の相談も受け付けている。多様なプランを提供しているセキュアSAMBAは、大企業から中小企業まで利用可能だ。

 直感的な操作性と高いセキュリティを持つセキュアSAMBAを提案することで、オンラインストレージへの移行を促進させよう。