スマホ版Officeが進化した（1）

　本記事は、Microsoft 365のサブスクリプションに加入した状態のアプリで説明する。Microsoft 365に進化しても基本的な使い方は変わらない。とはいえ、機能は順次変わってきているので、最近チェックしていない方は「かなり変わった」と感じるかもしれない。
　ファイルはOneDriveを利用してパソコンとやりとりする。スマホのストレージにファイルを保存することはまずないと考えていいだろう。パソコンで編集したファイルも自動的に共有されているので、すぐに使っていたファイルを開くことが可能なのが便利だ。
　新規ファイルの作成は、ホーム画面の「＋」ボタンをタップして行う。
　Word、Excel、PowerPointに加え、アンケートを作るFormsも利用可能だ。

　最近変わったのは、ホーム画面上部に並ぶメニューで素早くファイルを作成したり、スキャンなどの作業ができる。ここはカスタマイズが可能なので、よく使うアプリや機能を追加していこう。上に並ぶメニューを左にスライドしていくと、右端に「その他」が表示される。これをタップすると、表示するメニューがカスタマイズできる仕組みだ。
　この機能をうまく使うと、画面上部から一発でExcelを起動するなど、重宝するのでぜひカスタマイズしてみたい。
　なお、次回は音声のメモ機能と画像からテキストを取り出す機能を紹介する。