「エン転職」ユーザーアンケート 「2016年自分の働き方改革」取り組み結果発表



自分の働き方改革が進んだ方は28%

エン転職が行った「2016年自分の働き方改革」についてのアンケート集計結果によると、自分の働き方改革が進んだ方は28%、2017年改革したいことは「スキルを磨く」「仕事の幅を広げる」「同僚との連携を強化する」となった。

文/編集部


「2016年自分の働き方改革」取り組み結果発表

 エン・ジャパン株式会社が運営する総合求人・転職支援サービス「エン転職」で、サイト利用者を対象に「自分の働き方改革」についてアンケートを行い、8856名から回答を得た。

 「2016年、自分の働き方改革が進んだ」という回答は28%で、3割弱の回答者が働き方改革に何らかの実績を感じている。「2017年、自分の働き方改革に取り組みたい」という回答は87%にも上り、働き方改革の意識が高まっていることがわかった。具体的に改革したいことは「スキルを磨く」「仕事の幅を広げる」「同僚との連携強化」と、自身の能力を高める回答が多かった。

調査結果詳細

1:「2016年、自分の働き方改革が進んだ」と回答した方は28%

 「2016年、ご自分の働き方について改革しようと思ったことはありましたか?」の設問に「あった」の回答が85%と高かった。改革しようと思ったことがあった方が一年を振り返ると、「改革が進まなかった」「どちらとも言えない」(72%)が「改革が進んだ(28%)を上回る結果となった。

2016年、ご自身の働き方について改革しようと思ったことはありましたか?1年を振り返り、改革に取り組んだ結果はいかがでしたか?

改革が進まなかった方の声

  • 会社がワンマンのため、業務フローや進め方を自己裁量で変更できなかった(24歳女性)
  • 行動に移したが、周囲の協力がないと起こせる変化に限界があると気付いた(28歳男性)
  • 日常の業務に追われてしまい、改革を進める時間と精神的な余裕がなかった(35歳女性)

改革が進んだ方の取り組みや工夫

  • 今まで1人で行なっていた仕事を、後輩に教えて分担することで残業が減った(23歳女性)
  • 休日や平日の隙間時間を利用して勉強し、仕事で使える資格を取得した(24歳女性)
  • デジタルからアナログまでタスク管理ツールを多用し、生産性向上を図った(25歳女性)
  • 将来のキャリアの為に仕事の幅を広げたく、未経験の仕事を率先して担った(26歳男性)
  • ショートカットキーの操作などPCスキルを見直し、効率性をアップさせた(26歳女性)
  • 業務が属人化していたので、誰でも対応ができるようマニュアルを作成した(33歳男性)
  • 仕事の進捗状況を周囲と共有し合い、お互いフォローし合える体制を作った(35歳女性)

2:87%の方は「2017年、自分の働き方を改革に取り組みたい」と回答

「2017年の自分の働き方について伺います。改革したいと思うことはありますか?」の設問には「特にない」(5%)「その他」(8%)を除いた87%が「働き方改革したいことがある」と回答した。

2017年の自分の働き方について伺います。改革したいと思うことはありますか?

3:改革したいことは「スキルを磨く」「仕事の幅を広げる」「同僚との連携強化」

 具体的にどのような働き方改革をしたいのかという設問では、回答トップ3が、第1位「スキル・能力を身につける・磨く」(53%)、第2位「仕事の幅を広げる」(33%)、第3位「周囲の同僚との協力・連携を強める」(27%)となった。

 「生産性を高めるために能力向上の努力をすれば、収入アップにも繋がると思った」(26歳女性)、「改革により残業を減らし、資格取得のための勉強時間を確保したい」(29歳男性)、「将来のキャリアアップを見据えて、今のうちに仕事の幅を広げておきたい」(36歳男性)といった声があった。

2017年は具体的にどのような働き方改革をしたいですか? ※複数回答可