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テレワークでの音の課題を解決する「Evolve2 85」

テレワークでの音の課題を解決する「Evolve2 85」

2020年09月28日更新

Web会議の質を追求した
10個のマイクとノイズキャンセリング機能を搭載

Evolve2 85

コロナ禍により世界的な規模でテレワークの普及が加速している。緊急事態宣言が解除された日本でも、働く人たちの安全を守るためにテレワークを継続する企業が増えている。企業の活動がテレワーク中心になると、コミュニケーションに関連したガジェットにも新たな注目が集まる。今回は、最新ガジェットの中からプロフェッショナル向けに開発されたJabraのヘッドセット「Evolve2 85」を取り上げる。
text by 森村恵一

音質と会話にこだわった設計

 Evolve2 85は、最長30時間の通話ができるバッテリー稼働時間を実現するヘッドセット。音楽再生だけならば、37時間の連続利用も可能だ。20Hz〜20,000Hzの周波数帯域をカバーするスピーカーや10個のマイクシステム、周囲の騒音をシャットアウトする「デジタルハイブリッドアクティブノイズキャンセリング」機能や遮音性の高いデザインを採用している。従来製品「Evolve 80」と比べて音声の伝送を40%、音声の妨害に対するパフォーマンスを2倍向上させている。

 製品ラインアップは「Microsoft Teams」の認定を受けたMicrosoft Teams認定版と、「Zoom」や「Cisco Webex」といった主要なUCプラットフォームと互換性を持つUC版の2種類を用意している。Microsoft Teams認定版には専用のMicrosoft Teamsボタンがあり、同僚や会議に素早くコンタクトできる設計となっている。ヘッドセットに搭載されたステータスLEDが紫色に点滅して、Microsoft Teamsにサインイン済み、接続中、不在着信などを通知するといった専用の機能も備えられている。

 筐体デザインは、ワイヤレス通話と音楽鑑賞用に開発されたコンシューマー製品「Elite 85h」を継承している。Elite 85hをベースにオフィスでの利用を想定し、左右のイヤーカップが赤色に点灯する「ビジーライト」やマイクブームアームなどが搭載された。

 ビジーライトは、ヘッドセットを装着すると、LEDライトが自動的に赤く点灯し、周囲に対して「取り込み中」だとアピールする。通話中であることを示せるだけではなく、作業に集中したい時などに役立てられる機能だ。マイクブームアームは、ヘッドセットに収納できるため、オフィスや自宅ではブームアームを利用し、外出時にはブームアームを収納した状態で通話するといった使い分けが可能だ。ブームアームには、通話中に収納するとミュート、戻すとミュート解除といった機能も搭載されている。外観デザイン、装着感、音質など、音と通話にこだわるユーザーのプロフェッショナル志向を刺激する最高峰のヘッドセットと言えるだろう。

テレワークにおける「音」の課題

 Jabraが国内で実施したインターネット調査によれば、テレワークを実践しているユーザーの4人に1人が、オンライン会議で「声が聞こえづらい」と感じているという。読者の中にも、重要なWeb会議で相手の発言が聞き取れなくて困った経験はないだろうか。自宅でWeb会議をしていると、子どもの声やペットの鳴き声が漏れてしまうケースもある。こうしたテレワークを取り巻く「音」に関する課題は、仕事に対する集中力の欠如につながる。

 かつての働き方は、自宅とオフィス、会議室と自席のように、個人のワークスペースには区分やメリハリがあった。そのおかげで、集中力を維持したい「個」と、コラボレーションに適した集合空間が適切に配分されていた。しかし、テレワークが中心になると、自宅やオフィスという環境に関わりなく、Web会議の画面と音が全てになる。その中で、集中力を得るためには、「音」の問題を解決するガジェットが必要になる。その課題に、Evolve2 85は応えてくれる。

キャリーケースに収納すれば、社内・︎社外の持ち運びも簡単だ。
オプションの充電スタンドを利用すれば、本体に充電用のUSBケーブルをつなぐ手間が省けて素早く充電できる。2.5時間でフル充電となり、37時間の稼働、15分間の充電で8時間の稼働を実現する高速充電が可能。
通話中はヘッドセットに搭載されたLEDライトが自動的に赤く点灯する。「取り込み中」であることを周囲に知らせることができる。

一度体験したら手放せなくなる

 Evolve2 85をテレワーク向けの商材として捉えたとき、性能面においては満足しても、5万円台という高級オーディオ機器に匹敵する価格を気にするユーザーがいるかも知れない。確かに、これまでノートPCのカメラとマイクで、聞き取りづらさや集中力の欠如に苦慮しながらWeb会議をこなしてきたユーザーが、一足飛びに最高峰のEvolve2 85を選ぶとは限らない。こうしたユーザーの多くは、最初に安価なヘッドセットを試そうとする。その傾向を覆すことは難しいが、反対に安価なヘッドセットを利用した経験のあるユーザーであれば、むしろEvolve2 85の性能と価格に納得するという。

 特に集中力の面で、Evolve2 85のデジタルハイブリッドアクティブノイズキャンセリングによる静寂さを体験すると、投資価値を実感できるだろう。そのためには、少しでも多くのユーザーにEvolve2 85を試してもらう機会が必要になる。Jabraでは、IT関連の展示会への出展やデモ機の貸し出しなどを通して、ヘッドセットを体験できる機会を増やしているという。一度体験したら手放せなくなる使い心地を試してみてほしい。

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