ホーム > PC-Webzineアーカイブ > 回線敷設が不要なVisualStage GOが新たなネットワークカメラ需要を拓く

回線敷設が不要なVisualStage GOが新たなネットワークカメラ需要を拓く

回線敷設が不要なVisualStage GOが新たなネットワークカメラ需要を拓く

2020年08月28日更新

LTE回線とクラウドがセットのネットワークカメラが
建設業や製造業における設置課題を解決する

PTZカメラキットで提供するAXIS M5525-E。インフラ監視や建設現場管理に最適な10倍ズーム、屋外旋回モデルだ。

Lesson1 人手不足を解消するネットワークカメラ活用

 労働人口の減少が続いている。その中でも、建設業や製造業においては人手不足が深刻化しており、それらを解消するためにIT活用を進める企業も少なくない。

 その中でも有効なのが、ネットワークカメラの活用だ。遠隔から現場を監視できるネットワークカメラであれば、建設現場の工程管理や、工場の外周監視、安全管理などに有効に活用できる。

 しかしネットワークカメラを利用するには、その映像を伝達するためのネットワーク回線の敷設に膨大なコストがかかる。そのため、業務効率化を図りたくても実現できていないケースも少なくない。

 キヤノンマーケティングジャパンでは、そうしたネットワークカメラの課題を解決するためにネットワーク環境がなくても遠隔モニタリングが実現できるLTE搭載型クラウド録画サービス「VisualStage GO」の提供を開始した。

 VisualStage GOは、屋外監視に必要なネットワークカメラとクラウド録画サービス、LTE屋外ルーターがパッケージとなったサービスだ。電源を入れるだけですぐに録画や映像確認がスタートできるため、ネットワーク環境が用意できない環境でも高精細な映像録画が可能になる。

 例えば前述した建設現場や工事現場のほか、河川監視や駐車場監視などにも有効に活用できる。

Lesson2 レイアウト変更が必要な場所に設置しやすい

 キヤノンマーケティングジャパンの菅沼純広氏は「屋外ルーター、ネットワークカメラ本体、SIMカード、クラウド録画サービスで構成されているVisualStage GOは、導入したその日から使えるオールインワン録画ソリューションです。対応カメラは固定カメラ『AXIS M2025-LE』およびPTZ(パンチルトズーム)カメラキット『AXIS M5525-E』から選択できます。取り付け金具も付属しており、建設現場で利用されるような単管があれば、そこに取り付けてネジを締めるだけで設置が完了します」と語る。固定カメラキットは17万9,600円(税別)、PTZカメラキットは29万1,800円(税別)だ。

 ネットワークカメラで撮影されたデータは、クラウド録画サービス「VisualStage Type-S」にアップロードされて保存される。スマートフォンやPCから閲覧できるため、時間や場所を選ばない監視が可能になる。ネットワークカメラとVisualStage Type-S間、またVisualStage Type-SとPC間の通信経路はオンラインバンクレベルの暗号化がなされているため、セキュアで安心して使える。

「VisualStage Type-Sの特長は、高いセキュリティ、高画質、低価格の三つがあります。高画質HDのカメラ映像をクラウドに保存できるため、非常に鮮明でなめらかな映像で記録できます」(キヤノンマーケティングジャパン 山下 卓氏)

 ネットワークカメラは食品工場の生産ラインにおいて、キャップの有無や異物混入の確認などに利用されるケースもある。しかし、有線のネットワークカメラの場合、工場のレイアウト変更に対応できないという課題も存在していた。そうした利用シーンにおいて、フルHD画質の映像をLTE回線で確認できるネットワークカメラを導入すれば、安全性の担保につなげられる。

Lesson3 ストレスフリーに利用できるクラウド録画サービス

 録画データの保存先はクラウドサービスであるため、低コストに利用できる点もメリットだ。VisualStage Type-S単体の導入であればカメラ1台当たり2,000円(税別/30日間録画プランの場合)で利用できる。VisualStage GOの場合はLTE通信費も含むため7,800円(税別/30日間録画プラン)となるが「有線LANで利用する他社ネットワークカメラ録画クラウドサービスが5,000円前後がスタンダードであることを考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう」と山下氏は指摘する。

 VisualStage Type-Sではユーザビリティも優れており、スマートフォンやPCなどデバイスを選ばず複数のカメラを管理できる、音や動きを検知して知らせてくれるほか、カメラのオン/オフの設定変更もアプリやWebブラウザー上から可能だ。

「建設現場では、現場の様子を取引先などと共有する必要がありますが、1日分の現場の映像を短時間でチェックする『タイムラプス』機能も搭載していますので、進捗の共有が素早く行えます」菅沼氏。

 ネットワークカメラの録画映像は、オンプレミス環境の場合NVR(ネットワークビデオレコーダー)に保存されるが、24時間365日稼働が求められるため、3年間ほど使うと故障するケースも出てくる。クラウドサービスであれば故障の心配がなく使い続けられるため、エンドユーザーにとっても、販売するパートナーにとってもストレスフリーである点もメリットと言える。

Lesson4 withコロナ時代の医療やイベントシーンに提案

「昨今、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ネットワークカメラは医療や介護の現場でも大きな需要が出てきています。病院の混雑具合が分からず来院をためらってしまうようなケースに対して、カメラ映像をもとに混雑状況を可視化させたり、感染拡大を防ぐために複数人で処置を行っていた患者に対して、1人の医療スタッフが処置を行いながら、ほかの医療スタッフはネットワークカメラでその様子をもとに、遠隔で処置支援を行いたいというニーズが増えています」と山下氏。

 また、「密閉」「密集」「密接」の三つの密(3密)を防ぐため、展示会などのイベント会場やレジャー施設においてもネットワークカメラが求められている。VisualStage GOではライブ映像配信(YouTube Live連携/月額3,800円)も利用できるため、イベント参加者などにリアルタイムで混雑状況を知らせることが可能で、これからのwithコロナ時代に向けた新しいネットワークカメラニーズに対応したソリューションと言える。

「レジャー施設や期間限定のイベント会場においては、ネットワークカメラに必要なネットワーク環境の整備が行いにくいため導入のハードルになっていました。VisualStage GOはLTEの通信環境がセットになっており、そうした利用シーンにも提案しやすいのです。VisualStage GOでは人数カウントオプションも対応しているため、withコロナの環境下における新しいイベントや医療のスタイルへ提案できる商材と言えるでしょう」と菅沼氏は語った。

本日の講師
(左)
キヤノンマーケティングジャパン
マーケティング統括部門 NVS企画本部 NVS企画部 NVS商品企画第一課
菅沼純広 氏

(右)
キヤノンマーケティングジャパン
マーケティング統括部門 NVS企画本部 NVS企画部 NVS商品企画第一課
山下 卓 氏

キーワードから記事を探す