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AXLGEAR と@ Tovasの連携がサブスクビジネスの課題を解決

AXLGEAR と@ Tovasの連携がサブスクビジネスの課題を解決

2020年07月30日更新

サブスクビジネスの請求業務課題を解決する
AXLGEARと@Tovasのシステム連携

多くの企業がクラウドサービスの提供をスタートしている中で、既存の売り切り型ビジネススタイルの見直しを迫られている販売店も少なくない。その中でも請求業務は、意外と見落としがちだが見直しが必要なポイントだ。今回は、サブスクリプションビジネスをさらに円滑に進めやすくするためのクラウドサービスを紹介していこう。

Lesson1 サブスクビジネスが抱える請求の課題

 サブスクリプションビジネスが拡大している。売り切り型のモノ売りビジネスと比較して、契約が解約されるまでの間売上が継続できる点や、顧客1人当たりの購入単価を上げるアップセル、関連サービスと組み合わせて導入してもらうことで顧客単価を上げるクロスセルといった拡販が可能である点などから、持続的な利益の拡大を実現できるビジネス手法と言える。

 しかし、売上が販売時のみであったり、拡販は販売個数に比例していたりしたモノ売りのビジネスを中心としていた企業にとって、サブスクリプションビジネスによって生じる毎月の請求書業務は負担だ。ユーザーが利用した分に応じて料金を課す変動課金や定額課金などの請求処理は、既存の基幹システムの場合手作業で対応しなければいけないケースが多く、業務が煩雑になるためだ。

 そうしたサブスクリプションビジネスが抱える課題を解決するためAXLBITとコクヨは、サブスクリプション型ビジネス展開における業務効率化、利便性向上実現に向けた協業をスタートした。AXLBITが提供するサブスクリプション型ビジネス支援ソフトウェア「AXLGEAR」(アクセルギア)と、コクヨが提供する帳票配信クラウドサービス「@Tovas」(アットトバス)の連携を進めていく。

Lesson2 受発注から請求書発送までを一気通貫

 AXLBITが提供するAXLGEARは、サブスクリプションモデルのサービスを管理するプラットフォームだ。ダイワボウ情報システム(DIS)のサブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」の基盤にも採用されているなど、これまでの仕組みにはない売上拡大や利益最大化を実現できる機能を実装し、サービスベンダーのビジネス拡大に貢献するバックエンドツールとして高く評価されている。

 そのAXLGEARと連携する@Tovasは、請求書や納品書、注文書などの帳票のPDFデータをアップロードすることで、電子ファイルやファクス、郵送で取引先に送付できるクラウドサービスだ。従来手作業で行っていた帳票送付時の印刷や仕分け、配送などの一連の作業を効率化できる。

 今回の連携では、AXLGEARから出力される顧客ごとの請求データを@Tovasを通じて請求書として送付することで、請求書の郵送フローをワンストップで行えるようにするものだ。

 AXLBITの長谷川章博氏は次のように語る。「AXLGEARは、利用しているサービスと販売経路、顧客情報などをまとめて管理できる『契約管理』や、受発注や見積作成をオンライン処理で実現する『セルフサービス』、契約に関わるさまざまな処理を行う『自動化』、APIを使用してサービス情報と注文を連携させたり、請求情報を基幹システムと連携させたりする『システム連携』などの機能を有しています。しかし、請求金額の計算まではAXLGEARで対応できますが、その請求書を届けるにはユーザー側で対応する必要があります。@Tovasと連携することで、コクヨさまの請求書の自動配送を利用できるため、AXLGEARを使うだけで、受発注から請求書の発送まで一気通貫で対応できるようになるのです」

Lesson3 12倍に増加する請求業務の負担を軽減

 コクヨの五十嵐浩一氏は「多くの企業がサブスクリプションビジネスに参入していますが、既存の売り切り型のスタイルのままサブスクリプションビジネスをスタートしているケースが少なくありません。しかしサブスクリプションの月額課金形態をスタートすると、単純に請求書が12倍に増えるため、請求業務の負担は非常に大きくなります」と指摘する。

 @Tovasは、前述したとおりアップロードされた請求書データをファクスやメール、郵便で送るサービスで「簡単に言うとWebの郵便局のようなサービスです」と五十嵐氏。従来は企業の基幹システムと連携させ、そこからアップロードされたデータを郵送していたが、AXLBITとの連携では、この基幹システムがAXLGEARに置き換わる形だ。

 請求書の郵送フローだけを見ても、データ作成、帳票生成、印刷、封入、封緘、郵送と複数のステップが企業側には必要だ。AXLGEARと@Tovasを利用すればこれらの煩雑な作業をわずか数クリックで実現でき、業務効率化を実現できる。@Tovasでの郵送代行作業は、人件費を含めて1通当たり182円とコストパフォーマンスも高い。

Lesson4 柔軟な働き方が求められる時代の販売管理基盤

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務の増加で、@Tovasの引き合いも増えているという。「テレワークの重要性は以前から指摘されていましたが、経理などの間接業務がテレワークをするという想定はあまりされていませんでした。@Tovasはクラウドサービスですから、在宅勤務環境でも利用でき、経理の業務を効率化できます」とコクヨの多勢浩之氏。

 柔軟な働き方が求められる昨今、サブスクリプション型のクラウドサービス利用はますます拡大を続けていくことが予想される。AXLBITの長谷川氏は「今後の購買行動として、山谷のあるフロー型のモノ売りビジネスよりストック型のサブスクリプションビジネスに関心が高まっているように思います。特にITツールなどは、多くの企業がクラウドベースのサービスシステムに移行していくと考えており、その取引を円滑に行うためにもAXLGEARと@Tovasの連携のような販売管理の基盤は、より広く求められていくとみています」と語る。

 サブスクリプションビジネスに取り組み、利益を上げていくことと比例して、請求業務をはじめとした煩雑な業務負担を解決する手段もまた、クラウドサービスと言える。時代が求める新たな働き方に対応していくためにも、これらの業務の自動化を進めていくことで、ユーザー企業への新たな価値提案につなげていこう。

本日の講師

AXLBIT
代表取締役社長
長谷川章博 氏
コクヨ
事業推進センター
ネットソリューション事業部
@Tovas推進グループ
グループ長
五十嵐浩一 氏
コクヨ
事業推進センター
ネットソリューション事業部
@Tovas推進グループ
チーフプランナー
多勢浩之 氏

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