
エンゲージメントの向上を切り口にビジネスチャットを提案するワウテック
business chat
HRテックの領域でビジネスチャットツールへの注目が高まっている。チャットをエンゲージメントの切り口で活用しようとする試みだ―。
働き方改革が追い風に
「『働き方改革』は『コミュニケーション改革』から」のキャッチフレーズで、ビジネスチャット・社内SNSツールである「WowTalk(ワウトーク)」を提供しているのがワウテックだ。国産のビジネスチャットツールとして導入が拡大しており、利用企業は5,000社を突破した。
リモートワークなどで従業員同士が離れた環境にあっても、社内での会話と同じような感覚でコミュニケーションを可能にするビジネスチャットは、働き方改革の追い風もあり、現在、市場が順調に拡大している。そうした中でWowTalkの特長は、社内コミュニケーションと業務効率化のための機能をフル装備している点にある。以下がWowTalkで利用できる機能だ。
トーク
・チャット形式でのやりとりを実現。
・スタンプも利用できる。
共有(掲示板)
・社内連絡や収集した情報のシェアなどに活用可能。
無料通話
・最大200人までのグループ音声通話が可能。
・ビデオ通話も行える。
タスク管理
・担当者を設定してタスクを作成・編集できる。
・アラート通知の設定も可能。
日報
・日報などの報告業務で発生する「作成」「確認」「管理」の工程を三つのアカウント権限から簡単に実施できる。
安否管理
・緊急時の安否確認を実現。
トーク(チャット)の機能では、Officeファイルの送受信や既読/未読の判別なども可能であり、誤ったトークの取り消しも行える。さらに、英語や中国語など14カ国語に対応した翻訳機能を利用できる。「翻訳機能は小売店など外国人労働者を多く採用しているユーザーが、社内でのコミュニケーションを円滑化させるために利用されていますね」とワウテック ソリューションセールス本部 パートナーセールス部 部長の壁本典之氏は話す。
エンゲージメントを高める
こうしたビジネスチャットの新しい提案の切り口となっているのが、HRテックの領域だ。「人と人とのつながりや信頼関係、承認や賞賛などを形成する基盤としてチャットが貢献できると考えています。思っていることを気軽にやりとりできるチャットは、ありがとうといった感謝の気持ちも伝えやすく、従業員同士のつながりの強化に役立つでしょう。そうした土壌は、従業員のエンゲージメントの向上を促すはずです」と壁本氏は解説する。
働き方改革によってテレワークの推進が図られているが、そうした仕事環境においてもWowTalkのようなビジネスチャットツールは、従業員のエンゲージメントの向上に役立つと壁本氏はアピールする。
「WowTalkの利用で、テレワーク時でも普段と変わらないコミュニケーション環境を整備できます。それは従業員の働きやすさに直接関わる取り組みであり、働きやすい環境であれば自ずと従業員の満足度、企業に対するエンゲージメントを高められます。こうした好循環をビジネスチャットツールであるWowTalkは可能にするのです」
デジタルネイティブの新しい世代に対してだけでなく、ITリテラシーがそれほど高くない従業員でも使いやすいUIを目指しているWowTalkは、働きやすい環境づくりからエンゲージメントの向上へとつなげられるHRテックソリューションの一つと言えそうだ。
WowTalkの画面。チャットやファイル共有、日報、掲示板などの機能のほか、独自のスタンプの用意で、言葉で表現しにくい感情も伝えられるようにしている。
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