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レノボとNTTコムが「GIGAスクールパック」を共同開発

レノボとNTTコムが「GIGAスクールパック」を共同開発

2020年04月01日更新

レノボとNTTコム、1台4万4,990円で整備できるGIGAスクールパックを共同開発

GIGAスクール構想

 2019年12月に文部科学省より発表されたGIGAスクール構想。それを受け、PCメーカー各社がGIGAスクール構想標準仕様に準じたPC端末の提供をスタートしている。注目すべきは、端末のみの提供ではなく、ソフトウェアメーカーなどと連携した教育ICTソリューションパッケージとしての提案が多い点だ。

 レノボ・ジャパンとNTTコミュニケーションズも、GIGAスクール構想を受け、児童生徒1人1台端末の実現をサポートする「GIGAスクールパック」を共同で開発している。レノボ・ジャパンが児童生徒1人1台端末の実現に向けた小中学生の学習向けPC「Lenovo ideapad D330」(Windows 10)または「Lenovo 300e Chromebook 2nd Gen」(Chrome OS)、NTTコミュニケーションズがクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」と端末管理ツールを提供し、それらを組み合わせたパッケージがGIGAスクールパックとなる。

3日3日の記者会見にはGIGAスクールパックで連携する6社が登壇した。

学びやすいツールセット

 クラウド型教育プラットフォームであるまなびポケットでは、基本機能であるシングルサインオンや学習履歴管理などに加えて、学習支援システム「schoolTakt GIGAスクール版(3年利用ライセンス)」や学習コンテンツとして個別学習サービス「eboard」、授業記録システム「BANSHOT」を提供する。また、特別学習コンテンツとして、東京書籍とレノボ・ジャパンが共同開発したプログラミング教材「みんなでプログラミング」と、アドビシステムズが開発したビジュアルプレゼンテーションを簡単に作成できるクリエイティブツール「Adobe Spark」も提供し、学校現場で求められるICT環境をセットで支援していく。

 NTTコミュニケーションズ スマートエデュケーション推進室の稲田 友氏は「我々が最も恐れているのはICT機器が文鎮化してしまう、つまり使われなくなってしまうことです。今回レノボ・ジャパンとともに提案しているGIGAスクールパックはクラウドでどこからでもアクセスでき、使いやすく、活用状況をリアルタイムで可視化できます。今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校措置でまなびポケットを活用し、学習活動を継続している例も出てきており、学校現場の先生方とともにブラッシュアップしてGIGAスクールパックを作り上げていきたいですね」と語った。

 GIGAスクールパックで提供する端末はまなびポケットのサービス込みで1台4万4,990円とコストパフォーマンスが高く、今回の2019年度GIGAスクール構想における端末補助金で充当できる価格帯になっている。3月3日から申込受付をスタートしており、今後の展開に注目が集まる。

GIGAスクールパックで提供する端末はChromebookとWindows PCの2機種だ。

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