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働き方改革需要に訴求できるNECの14インチ「VersaPro タイプVM」

働き方改革需要に訴求できるNECの14インチ「VersaPro タイプVM」

2020年02月03日更新

働き方改革に最適な14インチノートPCを各社が提案

 働き方改革に取り組む中で、オフィスにおいてフリーアドレスを採用する企業も徐々に増えてきている。従来の固定席が定められたオフィスとは異なり、さまざまな人と顔を合わせることからコミュニケーションの活性化や、コラボレーションの促進につながりやすい。またデスクに個人の所有物や書類を収納できないため、ペーパーレス化を実現できるメリットもある。

 しかし、そうしたフリーアドレスを採用するにあたって、ネックとなるのがPCだ。固定席の場合、デスクトップPCは足元やデスク横に設置できるため邪魔になるケースは多くない。しかしフリーアドレスオフィスは固定席が存在しない。そのため必然的にノートPCを業務用の端末として選択するようになるのだ。

 それではフリーアドレスのオフィスで求められるノートPCの基準とは何か。通常の据え置き型ノートPCや、外出先に持ち運ぶモバイルノートPCとは異なり、オフィス内で持ち運ぶ用途を考えると、作業のしやすさは担保しつつ片手で持てる程度のサイズや重量であることが望ましい。またフリーアドレスオフィスの多くは、個人ロッカーを設置して荷物はそこに保管する。そのため、ロッカーに収納しやすいサイズ感も非常に重要といえる。

A4サイズの持ち運びやすい筐体

 そこでNECが新スタンダードPCとして提供を開始したのが、14インチのモニターを搭載したノートPC「VersaPro タイプVM」だ。同社のPCラインアップの中では据え置き利用向きの15.6インチクラスのノートPC、モバイル利用向けの13.3インチクラスや12.5インチクラスのノートPCが提供されていたが、それら製品の“いいとこ取り”をした製品となる。

 VersaPro タイプVMは、約1.48kgと1.5kgを切る本体重量により社内移動時の持ち運びをしやすくしたノートPCだ。本体サイズはA4サイズのファイルと同等で、鞄にもすっきり収納できる。2019年12月26日の新製品内覧会において、NECのプラットフォームソリューション事業部 スマートデバイス事業統括グループ スマートデバイスソリューション企画グループの川波勇斗氏は「フリーアドレス環境で働くビジネスパーソンに向けて、社内移動用のバッグが各社から提供されています。多くはA4ファイルサイズ用に設計されていますが、本製品はそのバッグにもすっぽり収まります」と持ち運びのしやすさをアピールする。もちろんビジネスバッグにも収納可能で、従業員が上長の許可を得て持ち帰り、自宅からテレワークを行う際の端末としても最適だ。

NEC新製品内覧会で発表された14インチノート「VersaPro タイプVM」。フリーアドレス向けの鞄にすっぽり入るコンパクトな端末だ。また、同日発売の12.5インチモバイル「VersaPro UltraLite タイプVC」および15.6インチビジネスノート「VersaPro タイプVE/VF」も併せて発表された。

14インチで高い視認性を確保

 A4サイズ相当とコンパクトながら、14インチのモニターを搭載したことも利便性に直結している。13.3インチや12.5インチのモバイルノートPCと比較して視認性が高く、デスクで行う手元の細かい作業も快適に行える。また15.6インチのノートPCと同等のワイドキーボードを搭載し、操作性も高めた。

「14インチのノートPCは、12.5インチのノートPCと比較して文字サイズが約112%大きく視認できるため見やすく、通常前のめりに作業しがちなノートPCの業務でも姿勢を正して作業が進められます」と川波氏。

 働き方改革支援として、ヤマハと共同開発したWebミーティング機能も搭載。人の声を強調したり、音源からの距離によって生じる音声入力レベルの差を自動的に補正したりして、クリアな音声でWeb会議を実現できる。

 VersaPro タイプVMのような14インチのノートPC需要は、働き方改革が進むにつれて増加傾向にある。従来モバイルノートのメインストリームであった12~13インチのノートPCではリモートワーク先や、フリーアドレスのオフィス内において、複数のウィンドウを開いて行うマルチタスクの業務を行うには限界がある。例えば個人向けモデルとなるが、VAIOが1月23日に発売した「VAIO SX14」は13インチサイズの筐体に14インチのモニターを搭載したノートPCで、大画面と小型軽量ボディを両立させている。2020年モデルでは従来モデルよりも約14%の性能アップを実現すると同時に、フルHDモデルにおいて最大約20.5時間のバッテリー稼働時間を実現した。外出時に十分な稼働時間と、14インチモニターにより十分な作業領域が確保されているのだ。テレワークでもオフィスにおけるフリーアドレスでも、今後コンパクトな筐体サイズで、14インチクラスのノートPCの需要がますます増えていきそうだ。

VAIOの新製品内覧会で発表された個人向け14インチノート「VAIO SX14」の2020年モデル。

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