
多様な決済端末と接続可能なレシートプリンターが登場
作業現場や店頭などで利用するモバイルデバイスは、持ち運びやすさや業務に実用的な機能があるかどうかが重視される。5.7インチの業務用ハンディターミナルや多様な決済端末と接続可能なレシートプリンターが登場しており、提案に生かせそうだ。
※価格は全て税込
CPU性能が2倍以上に向上
VAIO Pro PH
VAIO
オープンプライス
VAIOは、ビジネス向け15.6インチノートPC「VAIO Pro PH」の高性能モデルを発売した。CPUに第9世代インテル Core i7-9750H プロセッサーを搭載しており、2019年4月に発売した第8世代 インテル Core i7-8565U プロセッサー搭載の同モデルと比較してCPU性能が2倍以上に向上している。SSDとHDDを組み合わせたデュアルドライブ構成に対応している。暗号化機能付きSSDも128GBもしくは256GBのいずれかを選択可能だ。新たにWindows Helloに対応しているため、指紋や顔による生体認証でスムーズなログインをサポートする。
一体型のC-MOSイメージャーを採用
ET-L10
カシオ計算機
オープンプライス
カシオ計算機は、5.7インチのハンディターミナル「ET-L10」を2019年12月に発売する。OSにAndroid 9を搭載しているため、Android OS向けの業務アプリケーションを活用できる。本体サイズは幅79×奥行き162×高さ15.5mmとスリムだ。1.5mからの落下にも耐え得る耐衝撃性やマイナス10~50度の環境に対応する動作温度など、耐環境性能も充実している。一体型C-MOSイメージセンサーを搭載し、2次元コード/バーコードに加え、薄い印字や文字のかすれ、難読コードをスキャンできる。指紋センサーによる本人認証に対応しており、第三者による不正利用を防げる。
ダイナミックVLAN認証機能に対応
SWX3100-18GT
ヤマハ
13万8,600 円
ヤマハは、ライトL3スイッチ「SWX3100-18GT」を2020年1月に発売する。従来製品「SWX3100-10G」にGbE LANポートを増設し、10Gbpsインターフェース (SFP+スロット) を搭載した。デフォルトゲートウェイを冗長化するプロトコル「VRRP」にも対応した。また、ネットワークの可視化機能「LANマップLight」を搭載している。スイッチのWeb GUIを通じてLANの状態を一目で確認できるため、中小企業で専任のIT管理者不在の環境でも簡単に確認や設定ができる。ダイナミックVLANを利用した認証機能にも対応しており、医療施設や教育施設などのネットワークに活用可能だ。
多様な決済端末と接続できる
TM-T88VI-DT2
エプソン
オープンプライス
エプソンは、PC一体型レシートプリンター「TM-T88VI-DT2」を2019年12月下旬に発売予定だ。OSにWindows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBを採用。ストレージとして128GBのSSDを搭載し、大容量データも保管できる。本体にPCボードを内蔵し、POS用途で必要なインターフェースを備えた。USB 3.0を6ポート、シリアルポートを2ポート、HDMIを1ポート搭載。従来のデバイス制御スクリプト方式に加えて、デバイス制御プログラム方式を新設したことで、標準仕様準拠のOPOSドライバーが完備されたPOSキーボードや決済端末などであれば容易に接続可能だ。
会議室の予約・管理をスムーズに
RICOH スマート予約サービス
リコー
4,400円(月額契約)
リコーは、Outlookと連携して会議室などを簡単に予約・管理できるクラウドサービス「RICOH スマート予約サービス」を発売した。Office 365のアプリケーションと、各会議室に設置されたタブレット端末(ルームモニター)をクラウド上で連携して使用する。Outlookの予定表上で空室となっている会議室の予約をすると、会議室に設置したルームモニターに予約情報を表示できる。予約時刻を過ぎても会議室への入退出が確認できない場合は自動キャンセルとして処理され、ほかの利用者が代わりに使用できる。Microsoft Power BIと連携して会議室の利用状況を分析・可視化できる。
低コストでアクセス性能を向上
ETERNUS DX500 S5
富士通
1,512万8,300円~
富士通は、HDDとSSDを併せて搭載できるハイブリッドストレージシステム「ETERNUS DX500 S5」を2020年初旬に発売予定だ。同製品の従来シリーズである「FUJITSU Storage ETERNUS」において、最上位機種にのみ搭載されていた「データ削減アシスト機能」を新たに搭載した。NVMe SSDを2次キャッシュとして利用し、HDD主体のストレージシステムにおけるデータ読み込みを高速化する「Extreme Cache」機構を搭載可能だ。異種ドライブ混在環境でデータのアクセス頻度を検出し、設定したポリシーに応じてドライブ間でデータ再配置を行うストレージ自動階層制御もサポートする。
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