ホーム > PC-Webzineアーカイブ > デルが考えるPC提案の新しいキーワードは「世代」

デルが考えるPC提案の新しいキーワードは「世代」

デルが考えるPC提案の新しいキーワードは「世代」

2020年01月23日更新

Windows 7 EOS特需後の新しい方向性

世代を意識した
就業環境の構築が
社員満足度を向上させる

これからの製品提案のキーワードは「世代」――。選ばれるのは、さまざまな世代が混在する就業環境を快適にする製品だ。デルは新しい世代を見据えた働き方改革の提案で、Windows 7 EOS特需後のビジネスを創造する。

4世代が一つの職場に

 働き方改革というテーマの中で、多様化への対応が一つのキーワードになっている。その多様性という視点において、企業の就業環境で拡大しているのが世代だ。デル クライアント・ソリューションズ統括本部 ビジネスディベロップメント事業部 事業部長の三井唯史氏は、「職場の世代は、これからの製品提案において大きなポイントになるでしょう」と指摘する。

 現在は、ベビーブーム世代(1946~1964年生)、X世代(1965~1980年生)、ミレニアル世代(1981~1996年生)が、労働人口の84%を占めているという統計がある。そしてその割合は2030年までに、Z世代(1997~2003年生)とアルファ世代(2004年生~)が加わったX世代、ミレニアル世代の4世代で82%になるという。

 各世代の定義付けには、テクノロジーの背景が大きく関わっている。テレビや電話で象徴されるベビーブーム世代、PCやメールに代表されるX世代、スマートフォンやSNSを背景とするミレニアル世代、ビッグデータやウェアラブルなどのZ世代、そして、VRやAIなどとともにあるアルファ世代など、それぞれの世代で慣れ親しんできたテクノロジーが大きく異なるからだ。 「各世代の背景と、これから主力となっていく世代を意識した働き方改革が求められます」とデル クライアント・ソリューションズ統括本部 ビジネスディベロップメント事業部 部長の松井 崇氏は断言する。

Z 世代の興味深いアンケート結果について語る三井氏(左)と松井氏(右)。

リアルなつながりを求める

 デルが注目しているのはZ世代だ。「次の10年で中心となる世代です。この世代を念頭においた職場環境の見直しが、これからは重要です」と三井氏は説明する。そこでデルでは、Z世代を対象にしたアンケートを、世界17カ国、1万2,000人以上を対象に行った(アジアが半数を占めている)。その調査の主な結果が上図だ。

 Z世代は、最新で優れたテクノロジーが利用できる職場に魅力を感じている。労働に金銭以上のものを求めるのは、消費を象徴とする豊かさへの限界を肌身で感じているからかもしれない。さらに特徴的なのは、より人間的な接点を求めている部分だ。この点は、Z世代の前の世代であるミレニアル世代と真逆の結果になっているという。

「Z世代はチームで働くことを重視しています。また、オンラインではなく同僚から直接仕事を学びたいと考えるなど、リアルなつながりを求める傾向が強いのです」(松井氏)

 アンケート結果から、デルは次のような結論を導いた。「従来のようにリモートワークや働く時間だけを意識した職場環境づくりでは、Z世代のような新たな世代には魅力的には映りません。各世代を意識したより柔軟な就業環境の整備こそが重要になるのです。そうした取り組みが、社員満足度の向上とチームのつながりを強化し、新たな働き方改革を実現します」(三井氏)

最新テクノロジーを盛り込む

 多様な世代が混在する職場環境において最新の働き方改革を実現する製品を、デルは四つのカテゴリーに分けてラインアップしている。それが「モバイル」「クラウド」「オフィス」「現場」だ。

 三井氏がモバイルのカテゴリーでイチオシするのは「Latitude 7400 2-in-1」だ。「13インチの筐体に14インチの画面を搭載したコンバーチブル型の2 in 1 PCです。26時間のバッテリー駆動が可能で、ビジネスの継続性を最大にまで高めています。1時間で80%の充電が可能なエクスプレスチャージにも対応しています」(三井氏)

 クラウドのカテゴリーでデルがオススメするのは、「Latitude Chromebook Enterprise」だ。「企業向けの管理機能が利用できるChromebookです。デバイスの管理がクラウドで一元的にできるため、管理や運用工数を大幅に削減できます。クラウドネイティブが当たり前の新しい世代にとって、魅力的なデバイスになるはずです」(松井氏)

 Latitude Chromebook Enterpriseは、G SuiteをはじめとしたWebアプリケーションだけの利用にとどまらない。VDIなどの仮想デスクトップデバイスとして採用すれば、従来から使用していたアプリケーションの利用も可能になる。「用途を限定した専用デバイスとして使う場合は、必要最小限の構成にすることで、費用対効果を高められます」(松井氏)

持続可能なアプローチも訴求

 オフィスの改革を後押しするのは、USB Type-Cに対応したDell モニター。「大型モニターやデュアルモニターの利用で業務を効率化できるのは指摘するまでもありません。その際、ただ大きいだけのモニターではなく、USB Type-Cに対応したモニターを当社は推奨しています。USB Type-Cに対応していれば、映像やデータの送信に加えて給電までもがケーブル1本で行えるからです。配線がすっきりして快適なデスク作業を実現するでしょう。デルでは23.8~49インチまでの幅広い製品で、お客さまのニーズに応えています」(三井氏)

 デスクトップ用のモニターに加えて、会議室などで利用できる大型モニターも54.6~85.6インチのラインアップを用意している。

 デスクトップ用のPCでは、PCモジュールと選択可能なマウントやスタンドで構成される「OptiPlex 7070 Ultra」がリリースされた。PC本体はモニタースタンドに収納できる仕組みで、オールインワンPCのような省スペース性を備えながら、モニターは自由に選択できる柔軟性を備えた画期的な製品となっている。

 現場(フィールド)向けの製品としては、「Dell Ruggedシリーズ」がある。過酷な現場環境でもモバイルPCのモビリティ性を生かせるように、徹底的に堅牢化された製品だ。極寒の地や砂漠、泥土などの状況でも使えるタフさを備えており、建設現場や軍隊で実際に採用されて活躍している。「泥だらけになっても水洗いができます」(松井氏)。

 各世代を意識した働き方改革に貢献するこれらの製品をデルは、環境に配慮した持続可能なアプローチを採用して開発している。「循環利用が可能な部材や海洋プラスチックを採用したパッケージなどを利用しており、製造廃棄物は99%有効活用しています。当社は世界最大のテクノロジー回収企業であり、75以上の国や地域でサービスを提供しているのです。新しい世代は環境問題についても強く意識しています。持続可能なアプローチで開発に取り組んでいる当社の製品は、環境問題の視点からも、社員の満足度を高められるはずです」(三井氏)

キーワードから記事を探す