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NECが教育現場向けプラットフォームとChromebookを提案

NECが教育現場向けプラットフォームとChromebookを提案

2019年12月02日更新

NEC、教育プラットフォームとChromebookを発表
国内メーカーの強みを生かしたサポートで学びを支える

Society 5.0の実現に向けて、さまざまな分野でデジタル化への対応が進んでいる。それは教育分野でも例外ではない。学習支援アプリケーションや、授業支援ツールなど多くの教育サービスがエドテック事業者により開発されている。その半面、学校現場からは「ICT教材の情報が入ってこない」「学習支援アプリケーションなどの比較ができない」「科目や授業に応じたツール選定が難しい」などの声も上がっている。事業者とユーザー(学校)とのマッチング不足が生じているのだ。

NECは、エドテックにおける学びを支えるエコシステムの構築を目指し、学校・事業者・家庭をつなぐクラウド型教育プラットフォーム「Open Platform for Education」の提供を2020年4月から開始する。

Open Platform for Educationでは、教育系出版社約1,000社との取引実績を持つ日教販と協業し、デジタル教科書やデジタル教材、学習コンテンツなどの幅広いサービスを提供する。クライアントOSに左右されずに使用でき、端末のログオンと各社教育クラウドサービスへのログオン時のIDとパスワードが統一できるシングルサインオンに対応している。

NECが提供する教育プラットフォームの学習用ポータル(右画面)と、コンバーチブル型Chromebook「NEC Chromebook Y1」。

協働学習にAIを活用

本プラットフォーム上では、NEC独自の指導・学習指導支援サービス「協働学習支援サービス」も利用可能だ。NECの初中等マーケット担当 部長の田畑太嗣氏は「協働学習を実施する際の一番の問題は、教員一人に対して生徒の数が多すぎ、発言を把握できないことです。本サービスではAIで話者を特定して発話内容をテキスト化し、感情変化や発話量、キーワードの発言回数などを可視化します。子供一人ひとりの能力や特性を見つけて、それを伸ばすことが可能になります」と語る。協働学習支援サービスは未来型教育京都モデル実証事業の知見をもとに開発されている。

教育プラットフォームを利用する学習用端末として四つのスタイルで利用できるChromebook「NEC ChromebookY1」も11月5日から発売する。防滴設計のキーボードとタッチパッドの採用や75㎝落下試験をクリアするなどの堅牢性を備えており、教育現場での利用に適している。国内メーカー製のChromebookとして端末一人一台時代に向けた各種保守や設定代行サービスも提供し、文部科学省が示した「安価な環境整備に向けた具体的モデル」に準拠した価格帯・性能の端末として教育現場への提案を進めていく。

NECの教育プラットフォーム戦略について語る田畑太嗣氏。

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