ホーム > PC-Webzineアーカイブ > Web会議でいつでもつながる環境を作る――山翠舎

Web会議でいつでもつながる環境を作る――山翠舎

Web会議でいつでもつながる環境を作る――山翠舎

2019年09月12日更新

古木とWeb会議がつなぐ働き方

Cloud Web Meeting

コミュニケーションファーストを目指す

 ストーリー性のある古材を「古木」(こぼく)と定義し、飲食店や旅館、オフィスなどの設計デザインから、施工や開業サポート、古民家の移築などを事業とする山翠舎。しかし、その働き方とオフィス環境は最先端を行く。ITデバイスの活用はもちろんのこと、セールスフォース・ドットコムのCRMを活用して営業効果の最大化を図るなど、効率的な働き方に取り組んでいる。そうした働き方の要となっているのが、シスコシステムズが提供するクラウド型Web会議システム「Cisco Webexシリーズ」だ。

 山翠舎の山上浩明氏は「まず実現したかったのがコミュニケーションファースト。設計から施工までをワンストップで対応していますが、それ故に関係者が多くなりがちで、メールのやりとりや対面での打ち合わせに限界を感じていました」と振り返る。

 そこで1年半前に導入したのがCisco Webexシリーズだ。コラボレーションツール「Cisco Webex Teams」を導入し、社内外とのチャットや情報共有に活用しているほか、長野県の本社と倉庫工場、東京支社にホワイトボード型オールインワンデバイス「Cisco Webex Board 70」と、デスクトップ型オールインワンデバイス「Cisco Webex DX80」を合計5台導入して3拠点を接続している。特に長野本社と東京支社は、Cisco Webex DX80で常時接続しており、常にオフィス間でのコミュニケーションがとれるよう工夫している。

「Webexでつないでいるのはオフィスだけではありません。在宅勤務の従業員が立川に、外部の協力会社が香川にオフィスを構えているため、打ち合わせの際はそれぞれの自宅やオフィスをWebexでつなぎます」と山上氏。また、打ち合わせや業務上のコミュニケーション以外にも、拠点間をWebexでつないで飲み会を実施するなど、活用の範囲は多岐にわたっている。

山翠舎の朝礼の様子。Cisco Webex Board 70を使い、長野本社と倉庫工場、東京本社をつなげている。

朝礼でCisco Webex Board 70に手書きしながら訓示する山翠舎 代表取締役社長 山上浩明氏。書き込んだ内容は長野本社や倉庫工場にも共有され、Webex Teamsにも保存される。

効率化が“心の余裕”を生む

 山上氏はWebexシリーズについて「導入によって非常に業務が効率化されました。いまではスマートフォンやタブレットを使って、車の中や新幹線でも打ち合わせをしています。例えば以前であれば行き帰りの時間も含めて3時間かかっていた打ち合わせが、導入後は10分や30分といった分刻みのスケジュールでこまめに打ち合わせができるようになりました。打ち合わせに必要な情報も全てWebex Teamsに保存してあるため、すぐに活発なディスカッションが実施できます」と効果を語る。効率化ばかりではなく、それによって生まれた時間を来客者に対するおもてなしに使ったり、社内コミュニケーションに活用したりしている。効率化は“心の余裕を作る”として、社内外のコミュニケーションを密にすることにつなげている。

 また特に気に入っているポイントとして「使いやすさとデザインの良さ」を挙げる。「Webex Board 70などのオールインワンデバイスでWeb会議をする場合は4回タップするだけでオフィス間をつなげます。アイコンも分かりやすく、従業員間でITリテラシーに差があっても簡単に使えます。またデザインの良さも重要で、インテリアとしてもオフィスになじむ点が非常に良いですね」と山上氏。山翠舎の東京支社で利用しているCisco Webex Board 70は、同社が独自に設計したスタンドに設置されており、古木と最新のデジタルホワイトボードがナチュラルに融合している。古木に囲まれた同社のオフィスインテリアとしても相性が良いのだ。

「当社ではスタンドに設置していますが、Cisco Webex Board 70を木材の壁に埋め込むような設置も可能です。自社での導入ノウハウを生かしてデジタルとアナログがシームレスに溶け合った、温かみのあるオフィスの空間作り提案もしていきたいですね」と山上氏は展望を語った。

Cisco Webex Board 70は、山翠舎が古木でスタンドを組み立ててオフィスに設置されている。

デスクトップ型のCisco Webex DX80は少人数での打ち合わせや、長野本社と東京支社を常時接続する際に活用されている。


山翠舎
1930年に長野県で創業した老舗工務店山翠舎。長野県に本社と倉庫工場、東京に支社を構える。打ち合わせや日常的なコミュニケーションではもちろん、毎日の朝礼でもCisco Webexシリーズを活用して3拠点をつなぐ。Cisco Webexシリーズの導入を主導した山上浩明氏は、取材した朝礼の場でもCisco Webex Board 70のホワイトボード機能を活用して各拠点に「あいさつの重要性」を訓示した。

キーワードから記事を探す