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vProの運用管理面におけるメリットを訴求するデル

vProの運用管理面におけるメリットを訴求するデル

2019年09月06日更新

運用管理面までお付き合い

vPro搭載PCの提案は、PCの導入から運用に至るライフサイクル全般にわたった関係構築を後押しする――。

vPro搭載PCを基本に

「人が足りていたときには、運用管理に対するコスト感覚はそれほど大きくはありませんでした。しかし、人手不足が顕在化したいま、PCの運用管理においてもできる限り効率化できる環境が求められていくでしょう」

 こう指摘するのは、デル クライアント・ソリューションズ統括本部の竹内裕治氏だ。同様のことはセキュリティにも当てはまるという。「セキュリティは必要に迫られないとなかなか対策が講じられてこなかった部分です。しかし、実際に必要になったときには手遅れになっているケースが少なくありません。そのため、日頃からサイバーリスクに強い環境構築が求められているのです」(デル クライアント・ソリューションズ統括本部 花木 郁氏)

 このような状況の中で「ぜひ選択していただきたい」と両氏が声をそろえるのがvProを搭載したPCだ。「vProは、管理性、セキュリティ、パフォーマンスに優れたビジネス向けのPCプラットフォームです。仕事で利用するPCに必須の要素が含まれているのです。そのため、ビジネスにはvProを搭載したPCを導入していただきたいですね。当社としても、vPro搭載PCの提案を基本にしていきます。販売パートナーの皆さまにも、エンドユーザーへのPC提案時にはそうした要素のアピールで、vPro搭載PCの販売を拡大させていただきたいですね」(竹内氏)

 そもそもエンドユーザーにおいては、vPro自体の重要性についての認知度がまだまだ低い面もある。そのため、まずは上記のようなvPro搭載PCの魅力をエンドユーザーと共有していく試みが欠かせない。「vProは多くの機能が搭載されていますが、全てを活用する必要はありません。一つでもお客さまにとって価値があるのならば、導入するメリットは必ずあります」(花木氏)

 デルが提供するPCのラインアップでは、例えば、デスクトップPCは最上位の7000シリーズでCPUがインテル Core i5、i7プロセッサー時にvProが選択できる。ノートPCでは5000シリーズ、7000シリーズなどでCPUがインテル Core i5、i7プロセッサー時にvProが選択可能だ。

 いずれも選択性になるが、花木氏は「vProはデフォルトで搭載させたいくらいです」と話す。それには以下のような理由があるという。「お客さまの中には、vProはPCを購入したあとでも搭載できると捉えられているケースがあります。しかし、あとからは搭載できないのです」

 PCの提案時にはvProの選択肢の提示と購入後に追加で搭載できない点をしっかりと伝える必要があるだろう。

 以下は、vPro搭載PCのメリットとしてデルが挙げるポイントだ。

・生産性の伸び
 5年前のシステムと比較して生産性が大幅に向上

・エンドポイントをロックダウン
 Authenticateとの組み合わせで実現

・Windows 10向けに最適化

・柔軟性
 運用管理性の向上

・コラボレーションを円滑化
 Uniteの活用

デル 竹内裕治氏

システム管理ソフトと連携

 vPro搭載PCが利用できる機能の中で、特に運用管理機能の提案シナリオとして、竹内氏は次のような例を挙げる。「vProでPCの運用管理が行える環境が整えば、運用フェーズにおけるサポートの提案やシステム管理ソフトウェアとの連携提案など、PCのライフサイクル全般にわたって、エンドユーザーとさまざまな話ができるようになるでしょう」

 実際、デルはvPro搭載PCのリモート管理を円滑に行えるようにする「Dell Client Command Suite」を用意している。デルの説明によると、Dell Client Command Suite はvProのリモートプロビジョニングツールで、管理者はvProのセットアップ時間を数分に短縮でき、vProとそのメリットを迅速かつ手軽に活用できるようになるという。また、マイクロソフトの「System Center Configuration Manager」や「VMware Workspace ONE」などの管理ツールとも連携して、PCの運用管理の自動化、効率化を実現する。

「リモート操作を実現するvProを搭載したPCは、システム管理ソフトウェアとの組み合わせで、運用管理の作業が非常にしやすくなります。こうした環境が整うと、システム管理者の負担を大幅に減らせるのです。まだ未整備のエンドユーザーに対して、積極的に提案できるはずです」(竹内氏)

 モバイルPCの活用が増加していく中で、端末が管理者の目の届かないところで利用されたりするケースも多くなる。その際にも、vProによる運用管理体制が整っていれば、ソフトウェアのアップデートなどが各vPro搭載PCに対してリモートで行えるため安心だという。「ハードウェアレベルでリモート操作や監視ができるメリットですね。大きな訴求ポイントになるはずです」と竹内氏は説明する。

 リモートでのPC管理は、人手不足が顕著な中小企業にとって大きなメリットになるだろう。販売パートナーにとっては、連携させるシステム管理ソフトウェアの提案やシステム構築、サポートまでのビジネスが見込まれる。PCだけの提案に留まらない広がりを持った商機を創出できるのだ。

小型デスクトップと組み合わせ

 働き方改革に応じたオフィスのリノベーションニーズでの提案で売れているのが、vProを搭載したデルの小型デスクトップPC「OptiPlex マイクロ」シリーズだという。OptiPlex マイクロシリーズは、縦横20cm弱のコンパクトな筐体が特長で、vProのUniteの機能と組み合わせることで、会議室などをスマート化できる。

「働き方改革に伴って、さまざまな企業がオフィスのリノベーションを行っています。例えば、従来のプロジェクターからモニターを活用した会議環境を構築する際に、ケーブルレスで手軽に会議が始められるUniteを導入したいというお客さまが増えています。そうしたケースでOptiPlex マイクロシリーズが選択されているのです。同シリーズは非常にコンパクトなので、会議室のモニターの背面に取り付けることができるなど、省スペース化にも貢献します」(花木氏)

 会議室のスマート化において効果的な機能になるのが、vProの電源管理機能やリモート操作機能だ。「リモートで電源のオンオフが可能なので、社内の会議室に設置したOptiPlex マイクロシリーズの電源管理が一元的に実現します。何らかの障害が発生した場合でも、個々の会議室に赴かずに管理者のPCからリモートで操作できるので、管理負担を大幅に軽減します」(花木氏)

 このようなvPro搭載PCの使い方は、中小企業でも手始めとして導入しやすそうだ。

 自治体などでは、ペーパーレス化の側面でvProを搭載したOptiPlex マイクロシリーズの採用が進んでいる。「Uniteは資料の共有を画面上で行えるため、ペーパーレス化を実現します。こうしたメリットから、大量の紙資料が使われている自治体のペーパーレス化ニーズで、導入実績が増えているのです」(花木氏)

 文教市場でも、従来の電子黒板ではなく汎用的な大型モニターを採用するケースが増えてきており、vProを搭載したOptiPlex マイクロなどの提案が効果的になっているという。Uniteの利用によってケーブルレスで教材を大型モニターに投映したりするなど、モニター上で情報や資料の共有が手軽にできるようになるからだ。もちろん学校の現場においてもOptiPlex マイクロのコンパクトさはアピールできる。

「vPro搭載PCは、ユーザーが抱えるさまざまな課題の解決に貢献します。ぜひその選択肢を提示して、商機の拡大につなげていただきたいですね」と竹内氏と花木氏は声をそろえる。

デル 花木 郁氏

「ライフサイクルのケアを考えると、vPro対応PCの提案が 販売パートナーの価値になっていくでしょう」

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